145: The Beach Boys / Don't Worry Baby

ザ・ロネッツの「ビー・マイ・ベイビー」に魅了されたブライアン・ウィルソンが、フィル・スペクターへの敬意をこめて書き上げたアンサー・ソングがこの曲。
1964年リリースのアルバム『シャット・ダウン・ヴォリューム2』に収録され、その後5月にリリースされたシングル「アイ・ゲット・アラウンド」(US1位/UK7位)のB面に収録されます。この曲がB面というのも驚きです。
ファルセットを多用したブライアンのリード・ヴォーカルは、いつ聴いても引き込まれます。ポップ・ミュージックの魔力を感じます。
ウォール・オブ・サウンドに憧れたブライアンの意志を尊重して、この曲はぜひともモノラルで聴きたいですね。

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