世界終了

どうもです。暑いですね。毎日。
余り暑いんで脳味噌溶けて鼻から垂れ出て、今少し脳足りんの私です。
暑い中恐縮ですけど、今日も又下らない話をしていきます。

今日はフィナンシェね。
何で、フィナンシェなんですかね、皆さん揃いも揃って。ここの所矢鱈フィナンシェじゃないですか。アレ、何なんですか。
フィナンシェ協会みたいのあって、そっからなんか出るの? 何でそんな推してんの、て思いますよ、フィナンシェ。
そこで、考察加えてみました。少々足りないこの頭で。

梅丘駅前の洋菓子屋あるでしょ、 名前ちょっと出て来ねえんだけど、あの洋菓子屋。
並木洋服店とかワイズマートとかバス停とかロータリー側じゃなくて、マックとか業スーとか美登利寿司行く方ね。改札出てそっち向かうとバーンてあるでしょう? あすこ。
あすこも何ならフィナンシェ推しオーラ凄いですから。あれ? この店フィナンシェ買わないと白眼視されちゃう感じ? て位、並々ならぬ圧を感じます。まあ、買わないで他の買いますけど。大分臍曲がってるんでね、こちとら。はい。

そう言っても嫌いじゃないです、フィナンシェ。
でもね、なんかこうも推されちゃうと、買ったら負けかなって。私何が嫌いって、負けるのが大の嫌い。そう言うの我慢ならない質なんで。負けず嫌いて言えばまだ聞こえ良いですが、要するに幼いんですよ、思考、生活、態度、人生が。詰まり人間失格、駄目人間。臍も曲がってるしね。
況してや、冒頭でも語りました通り、丁度今脳味噌足りないノータリンなんでね、余計駄目。

パウンドケーキとか、マドレーヌとか、アレどうなってんの今? みんな食わねえの? どうなの? 焼き菓子て言ったらコレでしたよ、昭和わ。
今の子たちに至っては「何、それ?」て感じなんですかね。

材料が1ポンド(pound)ずつで出来上がるからpound cake、マドレーヌおばさんが作ったケーキだからマドレーヌとか、そんな何か一寸間抜けで安直なネーミングだもん、カッコ悪いよね。映えねえじゃん、そんなんじゃ、て言う。
翻ってフィナンシェ、アルファベットでfinancier。詰まり日本語で金融家だからね。
だから何? て、金よ「金」。なんたってあの色や形、金塊を模したものだって説があるんだから。

バブル崩壊、失われた30年、リーマンショック、ITバブル崩壊、二度の大震災 (順不同) ……。ダダ下がりだもの、本邦の経済。
みんな「金無えんだわあ」「金欲しいんだわあ」てなって、そんなある日マドレーヌでも買うかて、洋菓子屋行って。そこで、それまで気にもかけなかったものが、心鷲摑みよ。
「金欲しい」て所に「金塊」だぜ? そりゃ手に取るよ。

詰まり、金に目が眩んだ消費者が、少しでも肖りてえ、て縋る思いで手にした焼き菓子、それがフィナンシェなんだ。

思わぬ所で、日本人のしみったれた貧乏根性が垣間見えて仕舞いました、て事で今日の話はこれにてfin。

フィナンシェはアーモンドを使っているんだぜ。
嗚呼モンド、フィニッシュて言う話。

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