瓦そば(瓦抜き)
あぁ、もうすぐ夏が来てしまう。
本当は冬に山口旅行を敢行し、人生初のフグのフルコースを堪能してやるぜぇグヘヘ、などと素晴らしい計画を立てていたのだが、結局は実現しなかった。
残念だ。
ガイドブックも買って計画を立てたのだが。
しかし私は忘れていたのだ。「私がガイドブックを買うとその旅行は実現しない」という呪いを。
そして山口グルメといえばもう一つ。
そば好きの私としては「瓦そば」を楽しみにしていたのだ。
熱した瓦の上に、茶蕎麦と、牛肉、錦糸卵、ネギ、紅葉おろしなどが乗っているらしいが。
、、、。
よし、作るか。
さすがに瓦は作れないので、フライパンで代用するとして。
瓦を抜きにした瓦そばを作るぜ!
、、、。
できたぁ!
あの、なんというか。
、、、完璧じゃない??
いや、本場に行ったこともない人間が言うセリフじゃないが。
まあ、うん。錦糸卵は、、ちとアレだが。
下の方のパリッとなった蕎麦が香ばしくて食感も面白い。シンプルな蕎麦とは全然違い、牛肉も錦糸卵も、ネギも紅葉おろしも、渾然一体となった美味さだ。
これ茶蕎麦ではなく、普通の蕎麦でやったらどうなるんだろうか。
小さな器に蕎麦、肉、卵、ネギ、紅葉おろしと投入して、ミニ瓦そばを作って一気に喰らう。 あー、美味い。
おそらく熱々の蕎麦を「ざる」スタイルで食べたのは初めてだと思うが、箸が止まらない。
おそらく二人前以上はあったはずなのだが、
気がついたら、なんか全て無くなってた。
変ですねぇ。
素人が勘で作ってこれだけ満足なのだから、
本物の瓦そばはどれだけ美味いのだろうか。
早く山口県へ行って確かめたいのだ。
「瓦そば。瓦ありのヤツで!」と注文できる日が来るのを心待ちにしている。
※使用したフライパンのテフロンが劣化しているため、麺がこびりついて黒コゲになるんじゃないかとヒヤヒヤしながら食ってたのは内緒だ!
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