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振り返り(2024年2月)

サムネは、気まぐれで登った裏山から撮った、初春の夕暮れの空。芽吹き始めた木と半月と、飛行機がマッチした個人的にお気に入りの1枚。こんな日常が、いつまでも続いてほしいと思ったなとしみじみ。


今月のハイライト

ピックアップしていくつか。

「長野はたらく大使」 完

新聞の力って、すごい。

地方の魅力ある企業が、より学生や若い世代に刺さる要素は何があるのだろうか?考えてみたくなり、飛び込んでみた。完全アウェイの環境だったけれど、やってよかった。企業さんが考えていることや知られざる魅力、抱えている悩み。直接聞かないとわからないことがある。悲痛な声を、たくさん聞いた。「知らない」というのは、本当に機会損失だと。届けたい。情報を、魅力を、機会を。そう強く感じた、3ヶ月。

実践型インターンシップ『CLIMEB』 事前研修

熱意あるメンバーが集まった

「人生の転機を挙げて」と言われたら、いくつかある中の一つとして挙げるであろうものが、地域ベンチャー留学。ちょうど1年前に、宮城県石巻市で一社FISHERMAN JAPANコーディネーターのもと、住み込みでインターンシップをした。いわゆる、地域特化型の実践型のインターンシップだ。

学びと成長と出会いに溢れた1ヶ月。そしてなんと、これを今度は学生に届ける側になった。密かにやりたいことだった。こうして、コーディネーターとして関われることが素直に嬉しい。

今回関わっているのは、長野県中信地域を中心に行われる実践型インターンシップ。NPO法人MEGURUさん主催のもと、4社、合計11名の意思ある若者が集まった。この日は、ファシリ役として、事前研修の設計と司会進行を担当。ここから1ヶ月走っていく熱を高めていった。シンプルに、最高だった。

千曲市観光型インターンシップ

(株)ふろしきや代表の田村英彦さんと

「日本の観光産業に興味が出始めていること」と「もっと長野県の魅力に触れていきたい」ということで申し込んだ、こちらのインターンシップ。費用が何もかからないと言うのがすごい。ホテルのお仕事体験や地元のスナック街の交流、まちのリブランディングやMaaS関連のフィールドワークも。「まちづくり」という文脈、そこまで興味はなかったけれど、「人の流れの集合体」と考えてみると、好きな分野の一つかもと思ったり。

1年前に記事でお見かけしてからずっと会いたかったと経営者の方と交流。記念写真もパシャリ。これからも応援&参考にさせていただきます。

まちファシ養成講座@小布施 Day1〜3

懇親会でパシャリ

2月一番のハイライトを選んで!と言われたら、やっぱりこれかな。ここでの学びや振り返りは事前にまとめているので、そちらを参照。

シェアハウスでの「餅つきイベント」

大好きな写真

・豊かな時間の流れとは?
・出会いとは何か?
・コミュニティとは何か?

地域内で世代を超えてつながっていくからこそ生まれる価値。たまたま温泉で出会ったおじさんに来てもらったり、知り合い繋がりの小さい子どもたちと戯れたり、他学部他学科の学生さんとお話ししたり。まさに、世代の”越境”だった。答えなんか出ないかもしれないけれど、この時間の中に、人間が人間らしく生きるヒントが眠っているような気がしている。

短期取材型インターンシップ 発表会

まとめた内容を発表する一コマ

長野県内の企業さんにインタビューするというプログラム「短期取材型インターシップ」のコーディネーターをさせていただいた。

発表者側として。株式会社ユリーカについて。社長の魂の叫びを、どうしても伝えたくて。短い時間の中で、工夫を凝らした。

運営側として。「長野県内には、こんなに面白い企業さんがあるんだ!」って知って欲しくて。多くの知り合いに声をかけて参加してもらった。「参加してよかった。誘ってくれてありがとう。」その声が聞けるということが、どれだけ嬉しいことなのか。こうして、想いを持つ”人”と”人”とをつなげていきたいんだ、自分…って感じる1週間。

今月触れたもの

志とは

「夢」という言葉。これほどまでにワクワクさせてくれる言葉はないだろう。けれど、これは、GHQが日本の精神性を失わせるために、個人の幸福の追求を目指すために、使”わせ”た言葉であると。

ではかつて、夢の代わりに使われいた言葉は何か。それが、「志」。漢字を分解してみると、「武士の心」。かつての日本人が胸に秘めていた、「自分のために生きない」という生き様である。

私たち日本人が、自信がないと言われるのはなぜなのか。そんなふとした問いに目を向けてみると、日本の過去の歴史にヒントがある。私たちが特に違和感なく受けていた教育。「情けは人のためならず」、きっと、誰かのために命を使うと覚悟できたときに初めて、本当に幸せな生き方をを見つけることができるのかもしれない。元気の”気”、景気の”気”。その”気”とは、我々の”気”持ち。低迷していると思っているのは、日本人自身であると。「日本人は終わった」と言って、海外に目を向ける。悪いとは言わないけれど、そう思い込ませされているだけかもしれないのだ。

現代人必見の動画に、出会えた。壁にぶつかったときに、必ず立ち戻ってくるであろう教え。これを読むすべての人に、見てほしい。

目覚めよ、日本人。

『ビジネスシーンを生き抜くための仏教思考』

何もない休日に読書する時間ほど至福なことはないのでは

もう、仏教が面白すぎる。

学びが多くてまとめきれないのだけれど、「おわりに」に仏教の教えが綺麗にまとめられていたので、メモしておく。

・ものごとに絶対性を見るな
・万物は変化の中にあることを知れ
・存在とはつながりであると見て、永遠の生命のように生きよ

2500年という時の流れの中で、ブッダが誰かと対話することで広まっていった教え、それが「仏教」。その”すごさ”は想像に及ぶものではないかもしれないけれど、向き合ってみると私たちが幸せに生きるためのヒントのカケラが眠っているかもしれない。もっと追求してみたいと本気で感じさせてくれた一冊。

『美しい経済の風景をめぐる旅の記録』

大学のとある尊敬する先生からおすすめされた

自分にとって心地よい生き方って何だろうと考えさせられた。特に、個人的に好きな藤田一照さんと、長野県にある辰野町の○と編集社の赤羽さんのお話は親近感があり面白い。

この本が伝えたいこととして一貫していたのは、『執着しない』ということ。それはお金かもしれないし、考え方かもしれないし、人との関係性かもしてない。良い意味で自分優先というか。「こんな生き方してもいいんだ」と思わせてくれた。最初から狙ってそう生きているわけではないけど、サレンダーな生き方をしてる人々。たかだか100年位しか生きられない自分たちが、自分たちの世代だけで世界を変えることなんておこがましい話で、でも、何かのきっかけになって、それが後世に伝わって、何かが変わるならそれでいいんじゃないか、と思う。

そんな教えを、美しい写真とともに伝えてくれた1冊。

塩田平の素晴らしさ

最高の景色が私を待っていた

「みつける。だから、感動する。」なんて、素敵な言葉なんだろうか。あのサイトに出会ってから、まだ行ってもいないのに”第2の故郷”が大好きになっていた。だから、自分の目で確かめに行った。

ありがとう、自然。ありがとう、上田。そして、気づかなくて、ごめん。

今月学んだこと

勝海舟と誕生日が一緒

運命を感じざるを得ない、312の数字の羅列。

私の心の中に息づくロールモデル、坂本龍馬。彼の人生を変えた、幕末影の功労者「勝海舟」と誕生日が一緒らしい。震えた。驚いた。これは運命だと、確信した。

自責、素直、決断

私の生きるスタンスはこれだと誓った。この3つを守ることができたら、間違いなく、自分の人生は前進すると思う。簡単に紹介するとこんな感じ。

自責:自分で0から立ち上げて、人生の全てに責任を持つ。決して、遠くから見ない。
素直:成功している人を、徹底的にパクる、真似る。ベンチマークを定める。
決断:必要なもの以外は全てを捨てる覚悟を持つ。それしか、やらない。

この考えに至った背景は、こちらから。

取捨選択にも程度がある

取捨選択。選択と集中。決断

何かが始まるときには、何かを捨てなければならない。その線引きを、どこに引くか。

その一つに、人間関係がある。人生の財産を、独りよがりに捨てる行動に出てしまったことに大きな反省をしている。これを失敗ではなく、学びにつながる大きな1歩と捉える。弱い自分と、向き合う。必ず、恩を返す。

捨てるべきものと捨てなくてはならないもの。何もかも捨てて良いと言うわけでは無いのかもしれない。全部を捨てるのではなくて、徐々に手放していく。ときに、自分が本当に大事したいものは、手放さない。そんなゆったり感も忘れないように。

今感じていること

外に出してみる。

今月は、SNS発信、特にストーリーズの発信に力を入れた。毎日、何かしら投稿はしていた。自分が関わっているイベントの紹介や実際の活動の様子などなど。

「力を入れた」とは言っているけれど、特段頑張っていたという感覚はない。何かを伝えることが好きだったし、発信することで、日々のインプットをより大事にするようにもなったから、今の方が断然心地よいぐらい。

でも、私の古くからの友人たちから「もっと、裏側を見たい」とか「力を抜いても良いんじゃない」とか言われた。そのバランスは難しいなと改めて。

主体性の引き出し方

メンバーの主体性を引き出したいときに私が意識すべきことはなんだろうか。どこまでレールを敷いてあげるのが良いのか。どこまで手放して良いのか。その線引きが難しい。

2:6:2の法則。どんな集合体でも、頑張る2と適度に頑張る6と頑張らない2がある。全員に、上位2の行動を求めるのは不可能。その前提を頭に入れて、どう組織を動かしていくのか。何か足りないピースがあるのか、自分のあり方の問題なのか。

大学生って、大人なの?

ここで書く内容なのかはわからない。けれど、メモはしておきたいと思い。

結論、大学生という立ち位置ってホントに難しい。

学生が本分だから、勉強するのが当たり前。
大人と同等の立ち振る舞いをして当たり前。
社会人に、こき使われがち。(そもそも、社会人の定義もよくわからない)

大学生”だから”こそ、

・得をする

ことも、

・損をする

こともある。

世の中を知らないから、知っている人からしたら甘く見られていることは意外と多いかもしれないと感じる多いこの頃。気づかぬ間に、その泥沼にハマらないように気をつけよう…

自分で決める

結局、これに尽きるのだと。もちろん、大変なことも辛いことも多いけれど、後で振り返ったときに「良かった」と思えるのは、その決断を自分の意思100%でできているかどうか。

令和の坂本龍馬に。

「ビジョンを語れ」

と言われて、4ヶ月。全く何を語って良いのかわからなかった。けれど、今なら、このように言いたい。自分のルーツである坂本龍馬という男の存在。彼は常に、私の中にいる。壁にぶつかったときに問いかける。「あなたなら、どうする?」って。答えはいつも決まっている。「直感の赴く方に進め」と。

人をつなげる。未来を描く。ユーモアで人を笑顔にする。彼の武器を携えながら、思い描いていたような日本をつくるために、今日という1日を全力で生きる。

挑戦が足りていない

楽しいこと、好きなことはできている。特にこの2ヶ月は、怒涛だった。けれど、まだどこか満足していないことがある。どこか、心がぽっかり空いているような。

おそらく、その答えは、「挑戦が足りていない」ということ。現状に満足している気がしている。「もっと自分なら、やれるはずだ」と思っているはずなのだ。もっと心がヒリつくような、刺激的なチャレンジを、自分で課していく。疲れることはよくないけれど、挑戦することは楽しいことだから。

もっとできる自分。ここで足踏みするな。飛べ。

3月の自分へ。

2月も充実していたね。想像していたものが、どんどんカタチになっていた感覚。そこに、「越境」とか「仏教」とかっていう、感覚的にカチッとハマるようなワードも乗っかって。とてもいい感じだ。

3月はどうだろう?20歳の誕生日も迎えるよね。新年度が始まることもあって、焦りも出てくる時期なんじゃないかな。ただ、満足していない自分にも薄々気づいている。不安を伴う「挑戦」と心の「安定」のバランスは難しい。けれど、「後悔しない人生を生きるには?」という問いに向き合うとき、きっと答えは出るはずだ。

魂の向くままに、今を生きてみる。それが、3月のテーマかな。




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