#49.この旅最後の晩餐

シリーズ：BPR バックパッカーズレポート Day10

宿の近くのカフェで休んでいると、待ち合わせの夜7時ごろユウキが帰ってきた。
顔は楽しそうだ、聞くと海に向かって歩き続けたところ、結局辿りつけなかったそうだ。
シンガポールは周りは海で国土は小さいが歩くには広いということか、

私は土産探しで疲れ、ユウキは海を目指し歩き続けて疲れ、部屋に戻ると2人とも寝ていた…。

寝落ちする前、ユウキは夜にダンスをやっている店があるから見に行く！（ユウキはこの頃ダンスにハマっていた）と言っていたが疲れすぎて断念していたので、起きあとは2人で遅めの夕飯を食べに行くことにした。

旅の最後ね夕食になるのでと、いつもよりリッチにフライドヌードルとフライドチキンライスを頼んだ。最初は食事が合わなかったけど、だんだん舌に合うメニューが見つかってきて、料理選びもスムーズだ。
ユウキはなんでも美味いらしく、最初から色々な食べ物に挑戦していた。
料理が届くとこれが多い。寝起きには食べきれない程の量だ。それでも美味しくいただけた。
食後にはコピ（ミルクコーヒーのような飲み物）を飲みながら、お互い旅の話で盛り上がった。

シンガポール２日目もこれで終わり、雰囲気は日本によく似ていたのもあり、あまり観光ができていなかったが綺麗な街並みは楽しめた。

明日はいよいよ帰国か、寂しさ半分、楽しみ半分だ。