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「ドラマの主人公はなぜ走るのか?その先には何が?」心に浮かんできた言葉(017)

こんにちは「てると大吉」です。
散歩の途中で写真の花の垣根を見つけました。ちょうど手入れをされていた家の方とお話しできて、「琉球朝顔というのよ。」と教えていただきました。梅雨空のもとに夏の気配がしっかりと感じられます。

さて、僕の印象ですが、ドラマをみていると主人公はなぜかよく走ります。どうして走るのだろう。走った先にあるのは何なのでしょうか。

わかってる 心に蓋(ふた)した この想い
あなたに会いたい 素直になって
    

あるドラマの最終回のイメージを短歌にしました。こんな感じで主人公は走ります。

主人公が走る先にいるのは想いを届けたい人。ただ、主人公の想いは受け止めてもらえるかどうかはわからない。もし受け止めてもらえないなら・・・。

伝えて終わること、伝えないで終わること、どちらがいいのか。いや、そんなことを考えるのはやめよう。大切なのは伝えることだ・・・。

なんとなくドキドキしながらみてしまうのは、今よりも若かったころの自分を思い出しているのでしょうか。実際にドラマのようなことがあったわけではないのですが・・・。

走った先にはひとつの答えがあります。「想いには落ち着き先(居場所)」が必要なのでしょう。

なかには若い頃の伝えられなかった想いを持ち続け、歳月を経てやっとそれを伝えようとするパターンもあります。先月観た映画、「青春18×2 君へと続く道」(監督・脚本 藤井道人 CAST  シュー・グァンハン/清原果耶 他)などはそうだと思います。

この話を配偶者にしたら「主人公は走れるからでしょ。歳を取ると走れなくなるものね。」と返されてしまいました。おっしゃる通りです。僕はもう必死で走ることはできませんね。たぶん・・・。

走れない僕はどうすれば・・・。もし相手がどこかへ行ってしまうならば、きっと手紙を書くでしょう。手紙は書く時間と届くまでの時間が必要。この時間で想いを確かめることができます。ただ、夜中に書いた手紙を朝になって読み返したら恥ずかしくて投函できなかったという話も聞きますが・・・。

走って届けても、手紙で届けても、伝えることで「人は想いと本当に出会う」のかもしれません。その結果がどのようなものでも。

人と人とは出会うもの。
出会いは人を育て、命をつなぐ。
支え合い、明日をつくる。
ドラマの主人公が走る姿の先に、僕が見つけたのはこんな言葉でした。

noteの街のみなさんとの出会いも「今だから出会えたのだ」と感じています。一期一会です。だから、ひとつひとつの記事、ひとつひとつのスキを大切にします。

今日も読んでいただきありがとうございます。
この出会いがより良い一日につながりますように。

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