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「花嫁の父が思わず涙して考えたこと...他者貢献...」心に浮かんできた言葉(025)#未来のためにできること

こんにちは「てると大吉」です。写真はオーニソガラムサンデルシー。花言葉は純粋・無垢・才能。卓上に品良く置いてありました。

個人的な話ですが、先日、娘の家族挙式がありました。二人の姿をみていると、どうか幸せな温かい家庭を築いてほしいと心から思います。
スピーチでさっそく涙した僕ですが、今なら二人の未来のことを実感を持って考えられそうです。

さて、二人がこれから歩む社会を思うとき、まず少子高齢化社会という言葉が心に浮かんできます。その実態を知ろうと厚生労働省、人口動態総覧の年次推移の表をみました。そこでは婚姻件数・出生数・死亡数などの変化がわかり、高齢化・少子化が進む現状も納得できます。ただわかるのは現状であって、どうすればいいのかは自分で考えなくてはなりません。

ある知人は、我が子の子育をサポートすることを想定して、今のうちに自分がやりたいことをやっておくと言います。自分たちが子育てをサポートしてもらい助かったから、今度は自分たちがと考えるのは自然なことでしょう。
ただ、世代間で助け合うことを家族の役割と限定せず、育児や介護を社会の仕組みとしてより充実させる必要はあります。

先月の読書会で知ったアドラーの心理学では自分は他者に貢献できるという意識が、めぐりめぐって自分も社会も幸せに導くとありました。私たちが幸せを感じて生きられる豊かな社会とは・・・。それはお互い様の気持ちをみんなが自然と持っている社会のことではないでしょうか。

社会課題の解決に向けて僕のできることは何?と考えると、途方もなく難しく、僕一人が何をやっても仕方ないと思ってしまいます。

だけど、お互い様を意識して行動することは僕にもできます。みなさんのお互い様に助けられた経験をたくさん持っていますから。
育児でも介護でも、頼り頼られる関係が、家庭・職場・地域社会のいろいろな場面で増えること。それは豊かな社会を創る小さなピースのひとつでは。

そのピースを創るのは自分だと(他者への貢献を)意識するとき、頼り頼られる関係を、温かく自然なものとして人と人がつながっていけるような気がします。ただし、お互い一人の人として適当な距離感(親しき仲にも礼儀ありとか、不即不離とか)は意識したいものですが。

今週も読んで頂きありがとうございます。花嫁の父の実感はみなさまに届いたでしょうか。台風が気になります。被害のないこと祈ります。



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