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「気がつくと涙が頬をつたっていた。」心に浮かんできた言葉(019)

こんにちは「てると大吉」です。
久しぶりにSax(サックス)を出してみました。
すぐに大吉が点検にきます。「残念、食べられないよ。」

先日、知人のSax Ensemble Liveに行ってきました。休日の午後、公共の小ホールでのLiveです。20名ほどのメンバーと代表の方(Director・Arranger)による、とてもアットホームなものでした。満員の会場には温かな拍手と笑いがはじけ、僕は「本当に来て良かった」と思いながら楽しませてもらいました。

Liveもプログラムを終え、アンコールになりました。最後に全員で「アイノカタチ(MISIA)」の演奏がありました。ソロもあります。ソロの後の拍手をしながら、「あれっ、どうしたんだ」と思ったときにはもう遅く・・・。頬を涙がつたっていることに気づきました。

ソロ演奏の緊張感と懸命に音を届けようとされている姿。それはうそのない誠実な姿です。その音と姿に僕は「人の優しさ」を感じたのだと思います。

この世界には嫌なこともあり、誰かの悪意に傷つくこともある。だけどそうでないものが確かに今、ここにあるではないかと・・・。

配偶者が「これ何のドラマの曲だっけ」。「義母娘・・・」と即答する僕。
ドラマのいくつかのシーンも浮かんできていたのです。
※義母と娘のブルース(2018年7月期~TBS系 他スペシャルなど)

「アイノカタチ」の歌詞を思い出しながら、「愛」は確かにある、だから僕も大丈夫だと感傷的になったのかもしれません。今も思い出すだけでなんだかとても温かな気持ちが満ちてきます。

ふと感じる悪意のようなもの。「そんな言い方をしなくても・・・」と感じてしまう言葉。受け止め方かもしれないけれど、それを意識してしまうとき、心はなんだか萎(しお)れてしまいます。

二項対立で語ることに気をつけながらも、それを「悪しきこと」とするなら「善きこと」も確かにあるのです。「善きこと」を大切に行動する「優しい人」は僕の周りにもたくさん・・・。

シンプルにどちらの生き方をしたいかと問われたならば、僕の答えは決まっています。身近な優しい人たちに感謝しようと。それが「悪しき」と感じる出来事への一番の対処法なのかもしれなません。

先日noteの街でmanaさんの「イマココ イシキ」という記事に出会い、「今、目の前にある自分の外側のことを堪能する大切さ」を教えていただきました。Liveでふいに流れた僕の涙はまさにそれだったようです。

今、記事を書きながら感じる温かな気持ちを大切に言葉を探し、優しい未来を見つめていきたいと思います。manaさんありがとうございます。

ソロパート 震える音色 しみてくる
サックスLive イマココ味わう

「音楽はいいなぁ」と久しぶりにデイヴィッド・サンボーンのサックスを聴きました。

今日も読んでいただきありがとうございます。
noteの街のみなさまに感謝です。

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