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【2023.09.25】

目覚めはしたけれどもまだ完全に眠気が取れていないということで、カフェインに頼る作戦。
ブラックではなく、なんとなくラテが目に入ってしまったのでそちらを選ぶ。けれども無糖じゃなくて途中から罪悪感を感じました。

午前中は社会統計学の授業。
授業前は、難しそうというイメージや先輩の苦労話などを聞いていて、少し抵抗感がありました。
ですが、社会が人の集まりで構成されるものであるならば、その人たちがどのように考えているかを数量的に分析すれば、社会というものの理解につながる。つまり、社会統計学は社会というものの記述・理解を助けてくれる有力な手段ということになります。
そう考えるとすごく頑張れる気がしています。

また、統計では「言葉の定義」というものにも細心の注意を払います。
例えば、「収入」という言葉。お給料自体を指すのか、可処分所得を指すのか、一か月なのかはたまた一年なのか。子供がもらうお小遣いは含まれるか。などなど考えられることは沢山なので、自分でその言葉の定義を明確にして進めていくことが求められるのです。
「その言葉が何を意味するか」という細かなところにも注意を払う・敏感であれるという習慣ができそうだなという期待があります。

「同じこと・もの」をとっても相手との認識が必ずしも一致するわけではないので、その違いから生じる誤解や悲しみを防ぐという意味でも、「言葉の設定を見直す態度」は大切なのではないかと思います。



午後からは、現代社会の課題に関する授業。
今日はアフターコロナの時代についてがテーマでした。

要約すると、パンデミックは既存の不平等や差異を悪化させ、新たな不平等や差異を生み出しただけでなく、重要な社会的ニーズや強みを露呈させました。 これらは、個人、コミュニティ、地域、国家、そして英国全体において、場所や時間の経過に応じて異なる形で現れる可能性があります。

The COVID Decade: understanding the long-term societal impacts of COVID-19

こちらのレポートによるとパンデミックの影響は長期に渡るというものです。感染自体が落ち着いてきていれば問題ない訳ではありません。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/easoc/2021/11/2021_22/_pdf

英国レポートの内容と上の日本のコロナ対応と社会問題についての内容を踏まえ、自分の関心がある部分と組み合わせると

1.人々の孤立化・分断を防ぎ、地理的な不平等を生まないための身近なコミュニティづくり
2.既存の構造的な不平等の是正

です。このあたりに焦点を当ててもう少し深めたいと思いました。


あと、現代はコロナのようなパンデミックなどのリスクにさらされているリスク社会といえます。

https://ocw.hokudai.ac.jp/wp-content/uploads/2016/02/UrbanCulture-2009-Note-03-01.pdf


なのでそんな社会を生きる上で持っていると有効な思考のフレームが紹介されました。

VUCA=(Volatility=変動性,Uncetainty=不確実性,Complexity=複雑性,Ambiguity=曖昧性)



ちょっと時間ないので今日はこの辺で!
下は自分のためのリンク。


チェルノブイリ原発事故

コスモポリタン

https://core.ac.uk/download/pdf/234599043.pdf


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