ヤバヤバなタカぴー後輩くん
私は若い時に美容関係の仕事をしていた時があるのだが、その時に出くわした変な後輩の話しを今日はしようとおもう。
その後輩との出会いは私にとって悪夢の出来事であったのだ。
そしてその出来事が起きる…。
後輩「日和センパ~イ!今度の休み 一緒にご飯でも食べに行きませんか?」
私「どうしたの?私に話しかけるなんて珍しいじゃない?」
後輩「なんか 店長に日和先輩に色々教えてもらいなさいって言われたんです〜ぅ」
私「そうなの??まぁいいけど…。」
後輩「じゃあ 決まり!じゃあ ハチ公口前で♡」
そして当日。
私は正直、彼女のようなキャピキャピしたタイプは苦手であったので、あまり乗り気ではなかったが、後輩 だし面倒見てあげないといけないよな …と思い渋々 ハチ公口へ向かった。
すると 私は彼女らしきものを見つけたのだが
え!?え〜!!
ヒョウ柄の超ミニスカートにキャミソール姿の露出度の高い服装に、私はなにあれ?💦となった…。
渋谷 なので それなりに 派手な服装の人たちはいたがちょっと違うんだよね…。
謎の違和感しかない。
だいたひかるがギャルの服装してるみたいな感じ??
だいたひかるを知らない人も多いと思うが 昔流行った芸人さんだ。
私があの子と一緒に歩きたくないなあ〜と考えていると、気づかれてしまい声をかけられた。
後輩「あ!日和先輩〜♡行きましょ 行きましょう〜」
私「そだね💦いこうか…(笑)」
そして 歩いていると近くにジョナサンがあったので
私「じゃあ とりあえずここに入ろうか?」
すると…
後輩「え〜私ファミレスとか入ったことないんですけど〜」
私「え?ないの??」
後輩「あ!私イイトコ知ってるからそこ行きましょ〜」
そう言いながら私の手を取って 後輩は走り出した。
私は正直 めんどくさいと思うのであった。
そして
後輩「先輩 つきましたよ! 入りましょう〜」
着いた先は、バーのような雰囲気のイタリアンレストランだった。
私「うん…。」
席に案内され、メニューをみると何故か全てイタリア語で記載されている💦
私は字が読めず…戸惑っていると、ウェイター さんが注文を取りに来る。
すると後輩は、なぜか イタリア語で、注文していた…。日本人なのになんで??
頼んでいたのは3万円のワインなど…。
ゲコの私としてはよくわからず😅そもそも イタリア語 だからよくわからない😂
すると ウェイターさんが私にもお決まりですか? と聞いてくる。
私は とりあえずサラダだけ注文した。
後輩「先輩 ダイエットですか?」
私「あまりお腹が空いてなくてね💦」
いやいや、だってこんなところに来るのは想定外だったし給料前だからそんなに使えないんだって…😑
そして後輩の頼んだワインが席に運ばれてきた。
そのワインを回しながら気取った顔つきで、だいたひかる似の後輩はワインを飲んでいる。
そして ワインについてまた何故かイタリア語でウェイター さんと彼女は話し合っているのだ。
そして私のサラダもできたようで運ばれてきた。
私はサラダを見つめながらちょっと悲しい気分になった。
とても可愛らしい 小さいサラダだったが、これで2000円かぁと切ない気持ちになった。
そして目の前には だいたひかる似の ヒョウ柄 娘。
はぁ…とため息がでる。
そしてかえり際に伝票をみて私は驚いた!
5万!?
私はサラダしか食べてないから、これ殆ど後輩が食べたのだよね…。
後輩「なかなか美味しかったですよね。早く帰りましょう」
いや…私サラダしか食べてないんだけど。
しかし、後輩はいっこうに👛を出す気配なし。
私「あのさ、私サラダしか食べてないならその分だけ渡す感じでいいかな?」
すると後輩があからさまに嫌な顔をする。
後輩「そんなこと言われたの初めてですぅ…。普通、年上が全部もつものじゃないですか〜?ケチ〜😗」
私は自分で言うのもあれだが、結構優しい方だと思う。しかし彼女の非常識な態度に堪忍袋の緒が切れた私。
私「私はあなたの恋人でもなければ親でもないのになんで全部払わなきゃいけないの??」
後輩「怖い〜そんな言い方しなくてもいいじゃないですか〜はいはい、払えばいいんでしょ?あ〜あ、こんなケチな人初めて…」
私は後輩のふてぶてしい態度にもうあきれていた。
そして私は言った。
私「あなたってそんなおこも根性でホームレスなの?そんなにお金がないの?そんなに大変なら生活保護とか受けた方がいいと思うよ」
後輩「はぁ?馬鹿にしないでください!私は誰もが羨む 一等地のマンションに住んでますから。5万ぐらい 普通に払えますよ〜だ」
そして彼女はカードで支払いを済ませそのまま プンプンしながら店を出ていったのであった。
そして後輩が その後 職場に現れることはなかった。
店長に聞いたところ、私に色々教えてもらえなどと言った覚えはないということだった。
なんだか肩の荷が下りた私であった。
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