なぜカメラで写真を撮るのか

なんで写真を撮るのかは人それぞれありますでしょう。
同じように、なぜ写真をカメラで撮るのでしょうか。きっとその理由も人それぞれでしょうが、それだけじゃつまらない。
ちょっと深掘りして、考えてみませんか?

スマホじゃダメなの?

やはり今時だと最初に思いつく「写真が撮れる機械」はスマホでしょう。正確には、「写真も撮れる機械」なんでしょうけど、撮ったらそのまま加工もできるし、SNSに投稿も出来るし、友人や家族と共有もできる。デジカメではカメラ内現像は出来ても、そこから一旦スマホやPCに取り込まないと投稿できません。スマホの方が便利ですが、でもカメラ使いたいですよね。この記事を読む人はそうでしょうそうでしょう。私もカメラで撮りたいですもん。
それは何故なのか…。

スマホじゃ撮れない写真を撮りたい!

と答える人がほとんどではないでしょうか。もしかしたら半分くらいの人はカメラを使いたいから!と答える人もいるかもしれません。
スマホじゃ撮れない写真ってどんな写真ですかね?
思いっきり望遠レンズで野鳥を撮りたい!
f1.0近いレンズでボケ写真撮りたい! 
顕微鏡みたいなマクロ写真撮りたい!
…という感じでしょうか。すみません、私が思ったのはこの3つでした。他にもある方はぜひ足してください。
そしたら一つずついきましょう。
望遠で野鳥撮りたい人は、スマホカメラの性能が良くなって、100倍で望遠撮れるようになったらカメラ卒業するでしょうか?なんかしなさそうですよね。
同じく、スマホカメラでf0.5くらいの明るい、そしてボッケボケにボケた写真が撮れたら、カメラ使わなくなりますかね?
スマホにマクロ…を通り越して顕微鏡みたいに1,000倍で撮れるようになったら、カメラもマクロレンズも要らなそうですよね?でもきっとカメラで撮る人は絶滅しないんじゃないでしょうか。フィルムカメラユーザーみたいに、減りはすると思いますが。

カメラが好きなのか写真が好きなのか


やはりカメラが好きで写真が好きな人は、きっとカメラを使うということも、その行為も好きなんでしょうね。
カメラって写真を撮る専用の道具ですから、その専用の道具使って写真撮りたいじゃないですか。
もちろん、カメラが好きだからそれを使いたい!使うと写真も撮れる!それが良い写真ならもっと良い!という人もいますよね。というか、私です。
私はどちらか選べと言われたら、カメラが好きな方の人間です。その結果が写真だと思います。なので、全然映えない写真を撮りますし、上手くなろうという気もそこまでないです。上手かったらそりゃ良いんでしょうけど、それより私はカメラ持ってファインダー覗いて写真撮りたいですね。なので撮った後のプレビューは別に無くてもいいです。だからフィルムにも抵抗無いですし。

そうじゃない人ももちろんいると思います。写真を撮りたくてしょうがなくて、上手くなりたくてしょうがなくて、それを実現するためのカメラはただの道具であるという人だっているはずですし、その人を否定することは誰にもできません。ただ、私はそうでないだけです。

デジカメ時代にフィルムをやる人は特異な人?

スマホかカメラかでは、使いたい機材によって変わると思われます。
では、フィルムカメラとデジタルカメラではどう感じますか?
今のご時世、フィルムは高いです。現像はお店でやる人がほとんどでしょうし、そこではお金がかかります。プリントにもデータ化にもお金がかかります。しかも、35mmフィルムなら大体36〜40枚しか撮れません。ハーフカメラならその倍ですが。しかも、中判カメラなら6×6で12枚、6×7で10枚、6×4.5で16枚くらいでしたっけ?
とりあえず、撮れる数が全然違うわけですよね。フィルムカメラとデジタルカメラでは。しかもデジタルカメラは撮った次の瞬間に確認することが出来ますし、もっと言えばミラーレスカメラなら写真となって出てくるであろう絵を見ながら撮影することができます。つまり、ファインダーで見た映像が写真となって出てくるわけです。ミラーレスカメラなら。
これはスマホも同じですね。スマホで見てる通りに写真が撮れます。しかも容量が許す限り何枚でも。

でも!それでも!

それでもカメラで写真撮りたいですよね。
そうなんですよ。やっぱりカメラが良いんですよ。最初の話に戻りますが、カメラや写真が好きな人でなければ、写真はスマホで良いと思います。しかし、この記事をここまで読んでくれるあなたのような人や、ここまで書いてる私みたいな人は、カメラで撮りたいんですよね!そこについては人それぞれあると思いますが、結局この話の行き着く先は「カメラって良いよね!」になります。

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