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日常という暗闇で やたらめったら筆を動かせば 文字が光りだして 手元を明るく照らしてくれる …
こめかみで絞り出された雫が 胸に落ちて波紋が広がり その振動を受けて わずかに体が震え 喉か…
朧朧たる繊月 鈴を鳴らして紙吹雪 漆黒の淵を指でなぞれば 零れ落ちるは星の屑 ありありと浮…
屈託なく笑うあなたが好きで 会えば笑わせたいとばかり思って 来る日も来る日も あなたとすれ…
ずば抜けて 突き抜けて 跳んでっちゃった バイバイバイ 天を刺す こぶしから 零れてる星屑 キ…
青放つ無数の粒を この両掌ですくいあげ 千々に乱れた多くの心へと奮う 雲がちぎれ かの粒と共…
広大な白紙の上を歩き回って 足跡が作った地図の上を 赤い飛行機で旋回してみている 紙のへりで途切れた足跡 立ち止まって天を仰ぐ私がいる もう何日そこにいるの 引き返してもいいのに 左右へ曲がっても構わないのに どうして ずっと手を伸ばして雲をつかもうとしてるの 広大な白紙の上を歩き回って 足跡が作った地図へと 赤い飛行機で絵の具の雨を降らせる 長靴を脱いで 傘を投げ捨ててしゃがんだ私が 色とりどりの水玉模様になってく 振り返ってごらん もう白紙じゃない 地図は木々や川や山々
果てがないという恐怖を遮るために与えられた、空の青 独りきりだという心細さを和らげるため…
今日が最後と決まっている待ち合わせ 今日が最後と決まっているランチ よくもまあ、バクバク…
秒針を同じ速さですすめているような心地よさが あなたとの間にはあって 横に並んでいても …
なんか緊張する 胸に手をあてて挨拶がわりに言った なんでだよ いつも通りのあなたが笑う 横目…
金色の稲妻が 空を切り分け 街中に光の粒が 降り注ぐ 雲と大地が すべてを揺らし 暗闇に浮…
金のいかずち 空を切り分け こぼれだす銀の紙吹雪 雲と大地が 嘘と真実を揺らし 闇に浮き彫…