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自分の声


どうしたいの?
何がしたいの?


私が一番苦手とする質問だ


誰かのことなら

こうして欲しいのだろうな
こう答えて欲しいのだろうな

と話はなんとなくわかるつもりだ



自分の感情はうまく言語化できない事が多い

うまく伝えられないなら 言わない方がいいし
言わない方が丸くその場はおさまる


感情 思考 
相手や時間は 
私の言葉を待たず
そして私のカラダを
置き去りに進んでいく

その場の空気は凍らずに済むが
私の心は固まって
家に帰ってから我に帰る

やわな私は 誰も居なくなってから
本心や感情に静かに気づく


痛みに慣れてきたのか
鈍痛はもはや感じなくなったのか
今では本心がわからないことが多い

何が痛いのか
いきなり話そうとしてみても
言葉が出てくるはずはなく。


私は何がしたいのだろう。
私は何を思っているのだろう。

私が私のために
言葉にしたいのに
喉の奥が詰まったようだ。

何も出てこない を
ずっと繰り返してきた。

今 この文を打っていると
頭を揺さぶられるような
視界の揺れを感じて気持ちが悪い

きっと身体は
早く何かに気づいて欲しいのだろう

まだ私がわからない何かに


ーー遅くなったけど、今行くからねーー





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