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相手から具体的なアドバイスをもらうための質問の仕方は?

皆さま、こんにちは。
本日は、エミアブルの受講者様からいただいたご質問にお答えいたします。周りに気を遣う優しいエミアブル特有のお悩みです。お悩みにもタイプの特徴がよく表れますね。ぜひご覧ください!

【質問】
私はエミアブルです。

周りの方ができていることで、自分はできていないことがある時、「困ったなあ、誰に聞こうかなあ。」と悩みます。いつも「皆はどうしてるの?」と聞くようにしていますが、「えー、そんなの普通にしてるよ」と言われてしまいます。もう少し具体的なアドバイスが欲しいのですが、強く言うことが苦手で尻込みしてしまいます。どうしたらいいでしょうか。

【回答】
エミアブルの方は、気配りを大切にされる方が多いですね。困ったと思うことがあっても、誰彼構わず聞くのではなく、周りをいったん見回して、「この人なら今は聞いても仕事の邪魔にならないかな」と、自分なりに確認してから行動を起こされることが多いと思います。

周りの状況をしっかり見て配慮した上で聞いたのに、具体的なアドバイスがないと困りますね。そんな時、どうしたらご自身の欲しいアドバイスをもらえるか考えてみましょう。

まずは、聞き方。

「皆はどうしてるの?」という質問はざっくりしていて、相手は何をどう答えたらいいのか戸惑うかもしれません。アドバイスの上手なタイプとあまり上手くないタイプがありますので、聞き方にも工夫をすることがおすすめです。

 具体的なアドバイスが欲しい時は、具体的にアドバイスができるタイプを見分けて聞く、が鉄則です。ずばり、具体的なアドバイス上手はアナリティカル。

あなたが何に困っているのかきちんと説明すれば、アナリティカルの方は細かいアドバイスをしてくれると思います。コツは、何に困っているのか具体的に現状を丁寧に説明すること。

 いつから、その問題を抱えているのか、
何かトライしてみたことはあるのか、
その結果はどうだったのか、
あなたはいつまでにどうしたいのか、

など時系列に沿って具体的に説明した上で、何についてのアドバイスが欲しいのか明確にリクエストしましょう。丁寧に教えてくれるはずです。ただし、アドバイスをもらえるまでに少し時間がかかるかもしれません。アナリティカルにとって、即答は難しいということです。

そしてアドバイスそのものも、時間をかけてしてくれますので、きちんと時間をとってアドバイスを受けるように意識してください。

細かいアドバイスというよりは、ざっくりとした展望が欲しい時は、ドライビングに聞きましょう。

「どうしたらいいと思いますか?」
「あなたはどうやってこの問題を乗り越えてきましたか?」など。

 きっと「良い加減で大きな方向性」を示してくれるでしょう。

 気持ちが落ち込んでいて、ただ聞いて欲しい(具体的なアドバイスが欲しいわけではない)時は、エミアブルにアドバイスを求めてください。

「皆、同じことで困っている。」
「それについては、皆で話し合ってこんな風にしようと決めている」

などと話してくれるので、他の人がどう捉えているかがわかります。あなたにとっての「普通」と、周りの方にとっての「普通」が一致すると、エミアブルの方は安心して仕事に取り組めるようになるでしょう。

 エクスプレッシブは、オーバーリアクションで表情豊かに聞いてくれます。最後は、背中を叩いて「気にしなくていいよ!」
元気を貰いたい時は有効です。

 具体的なアドバイスが欲しい時は、具体的に聞くこと。そして、具体的なアドバイスが得意なアナリティカルに聞くこと。

タイプごとの特徴の違いを味方につけると、いろんなことが楽になりますよ。トライしてみてくださいね!

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