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プロ野球球団のビジネス🥎

皆さんプロ野球は見ますか?

日本では「セ・リーグ」「パ・リーグ」の2リーグ制で、
12の球団が戦っています。

また大谷選手の話題がつきないアメリカのメジャーリーグや
韓国リーグ、台湾リーグなど、
サッカーに比べると少ないものの、世界にも多くの球団があります。

そんなプロ野球ですが、ご存じの方もいるかもしれませんが、
多くの球団は【赤字】なんです。
それでも続ける理由はなにか、年俸5億払うのはなぜか、調べてみました。

◎プロ野球球団の売上と支出

まずは、主な売上から。
・チケット販売
・放映権収入
・広告収入
・物品販売

そして、主な支出です。
・人件費
・球場の利用料や管理費
・遠征やパレードなどの諸経費

どうでしょうか。なんとなくイメージ通りですかね。
これらの項目において、すべてが球団の売上につながる場合もありますが、
実は、球場を保有しているのが、球団なのか別なのか、
ここが大きなポイントになるようです。

もしも球団ではなく、別で保有されている場合は、
球場での物品販売や広告料などは保有している側の売上となります。
しかも、球場を保有していない場合は、
毎試合ごとに利用料を球団が支払ことが一般的です。
このあたりが、球団が赤字になりやすい理由の一つでもあります。

◎なぜ運営が出来ている

黒字か赤字か、これは毎年の球団運営次第ですが、
赤字が続いても経営を続けている球団が多いのはなぜなのか。

それは、球団の運営会社の上に親会社がいるケースがほとんどで、
親会社の広告を兼ねているから。
例えば、
・巨人⇒読売新聞
・オリックスバファローズ⇒オリックス
・楽天イーグルス⇒楽天 など。

親会社を中心としたグループ経営で考えると、
球団経営で赤字が出たとしても、それを補えるだけの売上が
他で賄えるならOK、といったところです。


1位になれば人気が上がる、有名な選手が在籍すれば人気が上がる、
選手と現役最後まで契約することでコーチや監督候補などにする、
などなど高額な年俸を払って選手と契約をする球団。

プロ野球選手が人気商売といわれる所以でもありますね。
あくまで結果的にですが、斎藤佑樹選手は人気があったこともあり、
多くのチャンスに恵まれ、二軍生活が長くても愛され、
球団に利益をもたらしていましたね。

野球に限らず、サッカーやバスケ、バレーなどプロ業界といのは、
夢を与える仕事である反面で、会社が経営している以上、
利益を出し続けることも必要です。

そんなプロ野球のビジネスについてでした。
本日もありがとうございました。

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