広島お好み焼き屋【皐月】の看板娘のリムは実は竜の姫巫女様でした! 第2話 リムはパパの許へといきます! (3)
第2話 リムはパパの許へといきます! (3)
姉上がリムのことを悲ししい声音で呼び止め、諫めようが素知らぬ振りで。
リムは自身の信念を貫き通し。
銅製の合わせ鏡に向け、リムは魔法の詠唱を唱え続ける。
でもリムはやはり姉上のことが気になるから。
自身の後ろにいる姉上と。
こんな言葉を魔法の詠唱の合間に。
姉上へとにへらと笑いつつ、告げる。
「うん」と。
先ずは姉上に頷いて。
「リムは母上や伯母上さま達が許可してくれなくてもパパの許、お嫁さんになるつもりでいくよ」と。
姉上に再度告げると。
「だってリムはパパとはもうすでに色々な会話をしてきているし。今のパパは大変に困っているみたいだから。リムがパパの許へといき、お店の中から祝福を撒き散らして。お店の経営の立て直しを夫婦仲良くするつもりだよ」と。
リムは姉上に再度自身の決意を告げ。
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