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台風被害

市場流通における青果業界に営業販売として20年以上身を置き、国内の第一次産業発展の為、日々想う事を発信しています。

数年前に非常に大型の台風の被害を受けた際のお話を少し。

信号機は折れ、電気は止まりガスも止まりました。
もちろん自動販売機は使えませんし、近くのコンビニに急ぐも飲み物食べ物はほとんど皆無。焦った私はスーパーへ。

水は売り切れ、冷凍食品、カップ麺、そうざい類は売り切れ。

このご時世にこんな事が起きるなんてとぞっとしました。

仕事も一日休みになり、すぐ車のガソリンを入れにいくも行列。

お風呂も入れず、着替えをもって家族でとなりの県まで車をとばし、スーパーで約1週間分の冷凍食品とカップ麺を買い、銭湯へ行きました。

役所の連絡で電気は24時間以内には回復できますとの事でしたが、
ガスは結局1週間復旧にかかりました。

災害に最低限の備えは必要です。

自分の身は自分でしか守れません。家族も自分でしか守れないのです。
十分お気をつけてください。

ただ、市内のスーパーを回った時にそんな災害時期で周りも食料を買い溜めるようなタイミングであったのは間違いないのですが、

野菜売り場では野菜がどっさり残っていたのです。
魚もお肉も、、、、


経験しなければわからなかった事ですが、電気もなくガスも復旧しなければ家で調理ができない。さらに水が出ない。

もちろん売り場での鮮度も冷蔵コーナーで電気が使えないとなるとあっという間に腐敗が進みます。

災害時にこれらの野菜や鮮魚、精肉が有効活用されるような事案も今後この国内では必要なことなのかもしれません。

もし、スーパーや量販店で↑のような事態に被災者支援で有効活用できるような体制を整えた会社は一気に差別化を図れると同時に地域に愛される店へ変わること間違いないですね。




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