公務員からの転職が上手くいく人の特徴
地方公務員から転職したフリーランスのじゅんです。
新潟に住みながら、キャリア支援領域/公共領域で活動しています。
キャリア支援300件以上の経験をもとに、独断と偏見を付け足して、
20~30代の公務員に関するアウトプットを続けています。
地方公務員が転職を考えた際には、まずネットで情報収集を始めます。
「公務員 転職」などと一通り調べると、おおよそ次のような感覚を持つのではないでしょうか?
「公務員からの転職は難しそう・・やっぱり諦めようかな」
実際に調べると、ネガティブな記事が多いという事実があります。
今回はこんな結論に至った方をイメージして、実際に僕が支援してきた方を思い出しながら、転職が上手くいった人の特徴を整理します。
ぜひ前向きに転職を捉えなおし、成功の為に何が必要か、建設的に考えられるようになると良いですね。
特徴①転職目的が明確
目的意識がはっきりしている人は、転職を成功させやすいといえます。
目的は、転職活動を戦略的にさせるとともに、行動量を支えます。
まずは自分の目指す方向性を明確にしましょう。
自分が心から求めていることを理解し、強みや興味、叶えたい未来に基づいて転職先を選ぶことで、自己実現が叶いやすくなります。
転職目的を確認するための問い
転職を考えるに至ったきっかけは何だったか?
転職という手段を通じて、叶えたい未来は何か?
その未来は、転職しないと叶わないのか?
特徴②民間企業への解像度が高い
公務員と民間企業は、文化が異なります。
ミッション・ビジョン・バリューの存在、現場で追っているKPI、人事評価制度といった要素を理解し、さらに共感できることが転職成功の秘訣です。
これらを理解することで、文化の違いに適応しやすくなるともいえます。
カルチャーフィットは持って生まれた資質や性格だけではなく、公務員側の理解度に依存する部分も多いですね。
民間企業への解像度を高める問い
企業がミッションを掲げるに至った創業背景は何か?
従業員が月次/週次/日次で目標にしているKPIは何か?
自分は何を成し遂げればその企業で評価されるのか?
自己理解と仕事理解
キャリアコンサルタントとしての知見です。
キャリアを考える際に必要な理解として、自己理解と仕事理解があります。これらの理解度を繰り返し高めながら、双方をマッチングさせ、実際に確認し、うまく適応していくことが自己実現に繋がっていきます。
上述した2つの特徴は、それぞれ自己理解と仕事理解とも置き換えられます。自分自身を深く理解することと、転職先の企業の解像度を高めていくこと。転職を成功させるためには、この2つが両輪として不可欠です。
自分の経験を否定せず、むやみに内定を追わずに、慎重に業界や企業を研究しましょう。自分に合った職場を見つけることが何より大切です。
キャリアコンサルタントに相談してみる
ポジショントーーーク!です。
キャリアに関する相談は専門家に任せるのも一つの方法です。キャリアコンサルタントに相談することで、自己理解を一層深めることが出来ます。
というか、「自分のことは自分が最もよく知らない」と言われるように、自己理解を自分だけで進めることはとても難しいです。様々なバイアス(思い込み)や無意識が働くことで、思考が偏るからです。
これは僕自身も痛感しています。
キャリアコンサルタントは、相談者の鏡と言われています。
自分を見つめなおす機会を上手に創りながら、後悔の無い転職を多くの方へ届けたいと考えています。
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