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肉食動物的な視野からの進化

毎日note44日目


昨日は筋膜って組織が体にはあって、それは第二の骨格とも言われている便利でありがたい存在だよって話でした。



今日はこの筋膜がなんで痛みの原因に関係してくるのかって話をしたいと思う(^^)



筋膜はいくつもの線維が重なって最終的には全身を覆っているウエットスーツみたいなものって伝えました。


線維が集まってできてるから何かしらの原因で一部が絡まって硬くなっていまう場所ができたりする。


ウエットスーツも使っていればほつれたり、無駄に伸びてしまったり、時には破れたりしますよね。


それと一緒で筋膜も使い方によって機能に影響が出ることがある。



例えば特定な動作を強い力で繰り返していれば、その負荷のかかっている部分で線維の乱れが出来たり、怪我をした後に放置するとほつれたり、絡まった状態みたいになる。



こんな感じで一部の線維に柔軟性がなく硬さが生まれると次のようなことが起きてくる。



①その硬くなってしまった筋膜の下にある筋肉が動かしにくくなるから、その筋力が落ちたり、柔軟性がなくなったりする。


②硬くなったり柔軟性がなくなった場所が動かなくなるから、他の部分にしわ寄せとして負担がいくようになる。



①の考え方はわかりやすいかなと思うけど、②の考え方がいまいち想像しにくいかもなので例をあげてみます。



長袖のシャツを着ている状態をイメージしてみてください。


普通に腕を真っ直ぐ上げるのは肩に痛みがなければ真っ直ぐ挙げれますね。


次に袖口を指と掌で挟んだ状態で肩を挙げてみます。


シャツの線維の種類にもよると思うけど、一応腕は挙がっても肩の部分が突っ張って挙がりにくくなると思います。



1回だけゆっくり挙げるのであれば問題ないと思うけど、これを繰り返したり、つっぱりが強い状態で思いっきり腕を挙げたら、シャツが破れちゃうか伸び切って使い物にならなくなりますよね。



じゃあ、このシャツを筋膜に例えるとどうか??


硬くなって動きを悪くしている部分は掌の筋膜ってことになります。


だけど負担がかかっている部分はというと、それは筋膜で繋がっていて、動きが大きくなっている肩の部分になりますね。



肩が痛いよ~~って人がいるとします。


その痛みに対して肩の部分のストレッチをしたり筋トレをしたりして治るのであれば、それは①の考え方になります。



でも、痛みが全く変わらないとか、痛みが引いてもまた日にちが経ったら痛みが戻るって人の場合は①ではなく②の可能性の方が高いですね。


痛みが出ている場所は肩だけど、その原因を作ってるのは掌の筋膜が硬くなってるからってことになりますからね。


その場合は掌の筋膜を治療することで肩への負担が減って痛みがなくなるってことになるんです。




こんな感じで筋膜が原因で痛みが出ている場合は硬くなった筋膜を緩めて元の状態にしていく方法が有効になったりします。


この方法が一時期流行っていた筋膜リリースってやつになりますね(^^)



当時の僕は痛い部分への①の考え方の治療ばかりをやっていたので、②の考え方を知ったことで、痛みが改善する人がかなり増えましたねぇ。


筋膜のおかげで痛みの場所以外に原因があるっていう考え方を学ぶきっかけになりましたねぇ(^-^)


肉食動物的な視野から人間レベルの視野にはなったかもしれないですね(^^;



ここから草食動物の視野、最終的には俯瞰の視野になるための、痛みの原因の幅を広める出会いが続いていきますが、今日はこの辺で(^^)


物事は1点に集中することも大事だけど、視野を広げたり視点を変えるだけで、物事がスムーズに流れていきますね(#^^#)




最後までご覧頂きありがとうございます☆



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