見出し画像

Frag Waves

"Flag waves"
久しぶりにビビッときた英フレーズ。
きっかけは渋谷の雑貨屋さん。
イギリスの海洋博物館が所蔵している船舶の社旗をまとめた一冊の資料集のタイトルでした。

風に流されながら振られる旗は、象徴的で永続的で自由で、炎や雲の動きを見てる時と同じ感覚になります。
加えて旗には何かしらの意味がある。社旗、国旗、信号旗etc… 旗そのものがコミュニケーションツールとなる点が、ただただゆらゆら動く炎や、浮遊する雲との違いであると思います。

以前から、自分の居場所や、所属、個性を形として表現できる何かをずっと探していました。「自分はここにいるんだぞ!!」と言うことを他人に知らせたい。安直な承認欲求ですが、SNS時代だからこそ、なにか物理的に残してみたい、そう思っていました。

学生時代、不定期オープンの移動式のコーヒースタンドをやっていました。最後の出店からもう一年が経ちましたが、「いまだにああしとけば良かった」と思うことがたくさんあります。自分のお店の旗を掲げて営業したかった。今日また一つ増えました。

将来もしコーヒースタンドをするなら、小屋を立てて、その屋根に旗を立てたいです。山中のテント場で自分のテントの目印にしてもいいかもしれません。紅葉シーズンはとんでもないテントの数になり、自分の場所がわからなくなることもしばしばです。

ピーク時の涸沢カール

自分の居場所を示す旗、作りたいな。

ちなみにタイトル画像の旗は私がこよなく愛するイギリスのロックバンドcoldplay率いるチャリティー団体、"love bottom"の旗です。
いつかglobal citizenやred noseなどの話もできならなあと思います。

おわり


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?