なぜ、”正しいこと”は広まらないのか？
こんにちは。
日本で唯一の運動・栄養・休養による「正しい身体管理」の総合的な知識と考え方の本質が学べる、
日本身体管理学協会事務局の新美です。
本日は「なぜ正しいことは広まらないのか？」
についてお伝えしていきます。
先日は「優先順位」についてお伝えしました。
ただ、このような話というのは、
とても退屈で当たり前のこととして片付けられてしまうことが多いので、
トレーナーの方々にとってはあまり「面白い」内容ではありません。
例えば「身体をより良くするためには『運動・栄養・休養』の三位一体が必要ですよ」と言っても
それは当たり前のことであって、
「そんなこと、教科書の１ページ目の内容だよね」
で、片付けられてしまうかもしれません。
もっとそれよりも、「ファンクショナル」なこととか、
「コアトレーニング」
「トレーニングデバイス」の話や、
「肩の症例」などの話の方が
トレーナーの方にとっては面白いのかもしれません。
ただ、やっぱり、
この退屈で当たり前のことこそが実は非常に重要なことで、
知っていると思っていることが
実は実際にはできていなかったりするのが
世の常でもあります。
特に、優先順位ということで言えば、
世の中の多くのメディアで紹介されているものは
前にお伝えしたような
「面白いこと」が重視されます。
つまり、いくら情報を得ようと思っても
「情報」自体はいくらでも簡単に得ることはできますが、
それが本当に優先順位の高いことかを知ることはできませんし、
ほとんどの場合、そうではないでしょう。
また仮に、トレーナーである私たちがその優先順位を正しく把握していたとしても、
それを正しく世の中に広めていくためには
とても時間と骨の折れる作業が必要でもあります。
なぜなら、多くの方は見慣れたメディアを信じますし、
専門家である私たちよりかも、一般の方の方がより
目新しい情報や「面白い」情報に耳を傾けてしまうからです。
ただ、大切なことはやっぱり大切なことなのです。
それが、面白いかどうか？興味があるかどうか？目新しいかどうか？
は一切関係がありません。
むしろ、そのようなことではない「物事の道理」こそが
本質であって必要とされるべきことであると言えます。
ですから、当協会では最も重要な「優先順位」をお伝えし、
それをトレーナーの方々が知識を学び、一般の方々へ広めていただけることを
何よりも願っております。
そして、それぞれの趣味趣向ではなく
「物事の道理」によって裏付けされた医科学的な知識が世の中に広まることで、
一人でも多くの方が身体管理を通じて、より良い身体を管理できるようになることを私たちは目指しております。
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発行元
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一般社団法人日本身体管理学協会
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