身体管理学協会ニュース(2023年4月1日発行)
◉今週のごあいさつ
東京は春真っ盛りとなりました。
多くの方は新年度を迎え、新しい出会いがある時期ですね。
新入社員の入社、新しい企画、新事業がスタート・・
皆さんにとって何かしらの新しいスタートが、より良いものでありますようにと願っております。
◉第八期の身体管理指導士®養成講座を開催いたします。
第八期養成講座を開催いたします。
幅広く「身体管理」方法を学び、その「指導者」として活躍していただきたいと願っております。
クライアントの方により普遍的に、具体的に貢献できるようになりたい方は、奮ってご参加ください!
【講座スケジュール】
①運動器機能解剖実技 5月29日(月)(東京都内にて)
②トレーニング理論 6月5日(月)〜11日(日)
③栄養学 6月12日(月)〜18日(日)
④休養学 6月19日(月)〜25日(日)
⑤整形外科系疾患学 6月26日(月)〜7月2日(日)
⑥内科系機能解剖学 7月3日(月)〜7月9日(日)
⑦内科系疾患学 7月10日(月)〜7月16日(日)
⑧スポーツテーピング実技 7月29日 (土)or 30日 (日)(東京都内にて)
&「身体管理Q&A飲食会」(参加自由、別途要費用、夜18時〜)
※募集期間令和5年4月1日(土)〜5月14日(日)締め切り。
募集開催人数3〜8名。第八期身体管理指導士®養成講座のご案内
詳しくはこちらをご覧ください。
◉神谷教授の内科系身体管理の視点
【第23回:「目や耳に起こる変化」】
こんにちは、理事の神谷です。
このnoteを読みくださっている皆様へ、身体管理を指導するトレーナーに必要な内科系関連の情報を、最近のトピックス等を交えてお伝えします。
さて、4月になりました。新しい年度が始まり、様々な行事が執り行われたり、取り組みが始まったりといったところでしょうか。
これまでの過去3回では、加齢によって身体に起こる変化について見てきました。
今回は4回目で、視力や聴力、内臓の働きについて考えてみます。
まず、視力から見ていきましょう。
目は様々なものを見るための器官です。見えるってとても不思議ですよね。
よく、目はカメラに例えられます。カメラで言えばレンズに相当する箇所、
フィルムに相当する箇所があり、外界からの刺激を視神経を経由して脳に送り、見えるようになっています。
レンズの役割をしている水晶体の厚みを調節し、手前に焦点を当てたり遠くに焦点を当てたりして、見えるようになります。
この調節機能が何らかの原因で低下すると、視力が低下するとされています。
目に栄養を送るための血管は細く、動脈硬化の影響を受けることがあると考えられています。
そのため、糖尿病など血管へのダメージを与えうる病気の場合には、血管を健全に保つための取り組みが大切と言われています。
身体作りは目にも予防という観点で良い影響を与える可能性があります。
聴力を見てみます。
音の聞こえについても私たちは生活の中の多くの場面で活用しています。
耳を使って音を集めて、鼓膜に伝え、鼓膜が空気の振動を感知して耳小骨という小さな骨を伝って、音を電気信号に変換して脳に伝わり、音として認識します。
このプロセスのどこかで機能の低下が起こると音が聞こえにくくなります。
これも加齢に伴って低下していくとされ、またヘッドホンなどで大きな音の刺激を長時間続けることでも低下するとされています。
聴力の低下は社会生活に影響し、危険を察知する能力が低下したり、近年では認知症やうつ状態の原因の一つとも考えられています。
健全な心身のためにも聴力も大事にしたいですね。
耳に負担の少ない生活を心がけ、心身の老化を少しでも遅らせるための生活習慣を身につけておくことが大切です。
こうやって見てみると、身体をより良く保つための取り組みは、何も行動体力的なことだけに影響するものでは無く、身体全体を健全に保つことに役立ちます。
適切な身体管理によって、毎日を楽しく元気に過ごし、良い人生を送る。
自らが実践者として実現することもそうですが、相手の方の実現に向けて、日々の実践をサポートしていくことが出来たら、素晴らしいことだと思います。
◉編集後記
今年はお花見は出来ましたか?
私が住んでいる町には、川の土手沿いに立派な桜並木があり、毎年のことながらとてもきれいに咲き乱れます。
桜祭りも明日から開催のようで、まる3年ぶりです。
出店も出るようで、今週は出店される方がその準備をしている姿を見かけました。
やっぱり町の賑わいのためにもイベントって大事ですよね。
健康のためには他者とのつながりや社会への参加機会が大切です。
地域で起こる様々なイベントも、地域のつながりを作るための大事な要素の一つ。
これからはもっともっと様々な形でのイベントが開催され、町の活気が以前以上になってくれると良いなあと願っています。

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