見出し画像

【読書感想文】SDGs見るだけノート


9月は読書月間だと決め、9月最終日に駆け込みで読み終えたこの本。

画像1


企業の取り組み例などが具体的に書いてあるのが魅力的で読んでみたのですが、図解も多くとても読みやすい一冊でした。
これからSDGsを学んでみたいという方も、一通り知識を持ち、さらなるアイデアを求めている方にもフィットする一冊かと思います。


本の前半では、SDGsが掲げている目標の詳細などを1つ1つ紹介しており、おさらいとして見直すにもとても内容がクリアで見やすかったです。

後半では、企業という観点から見るSDGsの内容が多数盛り込んでありました。双方の関係性からビジネスの作り方、先進事例などもあり、事業にどう取り込んでいけば良いのか、一歩前進出来るようなエッセンスが散りばめられていました。



やはり私も1消費者として、企業の今後の在り方(特に日系企業)にはとても関心があります。社会課題への取り組み(以前はCSRと総称されていましたよね)は、今後どんどん重要になっていくと思いますし、そうであって欲しいなと思います。

消費者側が考えてエシカル消費を心がけずとも、良いなと思った製品がたまたまエシカルなものだったというのが理想だし、商品が出来上がるまでの過程(サプライチェーン)で、誰一人悲しい思いをする人がいない商品で溢れて欲しいなと願うばかりです。


若者を中心に、消費の方法は少しずつ、かつ大きく変わってきているなと肌で感じます。私の場合も、モノへの嗜好は量から質へ変わり、その質に関しても私だけが心地よいものではなく、その商品に関わる全ての人が良い循環にあるという事を気にするようになりました。

どれだけ安くたって、劣悪な環境から作り上がった服やアクセサリーなんていらないし、テイクアウトするのにストローやスプーンはいらない。


私もかつては(というか最近までは)何も気にせず利己的な消費をしていたけれど、今起きていることを正しく知ると、こんな風に自然に選択や行動も変わります。

そんなキッカケとなり得る1冊として、おすすめの本です!

この記事が参加している募集

#読書感想文

191,135件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?