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若い世代ほどSDGsに関心が高い理由


各所から情報を集めていると、SDGsに関して、若い世代ほどこのトピックに高い関心を持っているという旨をよく見聞きする。

その中の1人に当てはまる私としても、なるほど、これは賛成・理解できる。なので今日は、周りの情報や当事者である私のことも含めて、なぜ若い世代ほど関心があるのか考えてみたい。




・学校教育での学習機会が多くあった


私は1995年生まれであるが、この意見にはしっかり裏付けがあった上で賛成できる。小学生の頃には道徳で、中学生の頃には理科で、たしかに学習機会があった。

恐らく我々が小学生だった頃、地球温暖化問題が取り上げられたピークの1つを迎えていたと思う。テレビ番組でもその旨のテーマをよく見聞きしたり、道徳の授業で、先生が私たちの未来を憂い、こうしていかなくちゃいけないんだよというのを指南していたのを覚えている。

中学生の理科もそうだ。
地球温暖化が始まった背景から理解し、なぜそれが起きるのか、これからどうしていけば良いのかを学んだ。

これは我々の世代より前からあった事だけれど、授業の濃度はきっと濃かったのではないかなと見受ける。




・自分達の未来に関わるという当事者意識があるから


SDGsが設定した17のゴール。
このゴールへの達成目標年度は、今から10年後の2030年とされている。
(ゴール内容によって多少の誤差はあれど、基本は2030年。)


10年後、我々は30代を迎え、人生において働き盛りを迎えている人が多い。
そんなタイミングで、このような皆で目指すゴールが設定されたというのは、現時点では無意識下であったとしても、本能的に当事者意識を持って注目しているのではないかと思う。

自身のライフプランの物差しで見ても、SDGsというのはとても濃い関わりをもつものとして、すでに捉えているのかもしれない。




・誰にとってもメリットのあるものであるから


これについては周りからの知見というよりも、自身に内省し、辿り着いた答えになる。

私たちは働き方やライフステージにおいて、これまでとは変わった、新たなフェーズへ差し掛かる局面にいる。

何が正解で、何が正しいかなんて、誰も分からない。

そんな中でこのSDGsのゴールを目指すというのは、誰しもがハッピーになれる、絶対的に良い取り組みだ。

そんな事象は、未知の世界を生きる私たちにとって「少なくとも良い事をしている事は間違いないんだ」という安心を与えてくれる。

周りや環境のために貢献する事を通して、社会的つながりを感じられる安心感を得たり、他社貢献への欲求も合わせて満たせる、こんな取り組みをしたいと思うのではないか。




これからも当事者の1人として、この大事なトピックについて学び続けたいと思う。





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