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2010年ころのアナログ作品

こんにちは。

突然ですが今日は、今から10年くらい前のアナログ作品を紹介させて頂きます!パソコンの中を整理してたら出てきました。

久しぶりに見て、今リメイクしてみたらどうだとろうとか色々思ったので、ここで作品とともに10年前を振り返ってみようと思います。

10年くらい前はデザイナーとして働く前後のころで「絵を描きたい」「自分の世界観を表現したい」という気持ちが強かったと思います。

作品紹介

■クジラ(スケッチブック/Gペン×水彩)

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全動物の中で一番好きなのがザトウクジラです。生まれ変わったらなりたいと思っています。僕の中の「自由」の象徴がクジラ。漫画のGペンと水彩で描いたものです。


■百獣の王(ケント紙/Gペン×水彩)

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干支の虎を描いたものです。「自分がなりたいものになればいい」というような想いを込めて描いたと思います。


■仲間はずれは誰だ(スケッチブック/Gペン×水彩)

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寒いところで暮らしている動物たちを集めた絵です。確か、この中の一体(羽、匹)だけ違うのがいるということですが、どれなのかさっぱり思い出せません…。


■読み聞かせ(ワトソン水彩紙/Gペン×水彩)

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鳥の親子に僕が本を読み聞かせているという絵です。動物と話ができる世界観が好きなんだと思います。植物や動物、自然のものをモチーフにすることが多いです。


■赤ずきん(ケントボード/Gペン×水彩)

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赤ずきんの話を一枚の絵で表現したポスター的な絵です。赤ずきんと狼を真ん中に大きく配置されていて目を引きますね。人間を丸呑みする狼の大きさだったり、おばあさんの家(部屋)だったり、物語を読んで想像して調べて一生懸命描いてたことが思い出されてぐっときました。


描き方について

Gペンと水彩の組み合わせで描いたものです。紙は色々です。当時は水彩絵の具しか持っていなかったのかもしれないです笑。

これらの絵を描く少し前に、キャリアスクール(バンタン)のイラストレーターコースを受講していたのですが、そこで先生に「あなたはいい線を描くね。ただトレースしたり描きなおして整えるととてもつまらない線になるね。」というありがたいアドバイスを頂きました。当時は鉛筆と水彩絵の具だけで描いていて、下書きを描いているときは勢いがあったり、力が抜けていて自然な線が引けるのに、そこから作品にしようとして、線を整えるとなんだかつまらない絵になってしまうということでした。

そこで色々試した結果、線が単調にならなくて強弱がつけられて、水彩絵の具を上から塗っても消えなくてちゃんと見えるこの漫画のGペンにたどり着いたという訳です。


振り返ってみて

10年経って変わったこと、変わらないことが見えてきたような気がします。

10年間は絵を描くよりもデザインの仕事をしてきました。

10年前と違うのは画面をつくることや表現の仕方や誰に向けて何を伝えたい?みたいな課題解決する考え方が身についた気がしています。いろんなイラストのテイストを知って、それぞれにどんな人に好まれるのかがあって、目的に合わせてどの絵を採用するかを検討したりすることで、少し視野は広くなったのかなと思います。

一方、描きたいテーマや好きなモチーフは変わらないなぁと思いました。自分の内面的な部分。(とりあえずいいことと思うことにします笑。)動物や童話は今でも描きたいし、今描くとどうなるだろうと興味があります。

以前と違って今なら、デザインの経験があったり、時代的にもネットやツールが増えたおかげで、試行錯誤する時間が短縮できそうです。

何はともあれ、10年前と同じような気持ちで、また絵に取り組めるようになってきたのが嬉しいです。


ちなみに、上の作品たちはどれも、何かしらのグループ展に参加して展示したものです。額装したりしてギャラリーに飾るとまたキラキラした感じがして感動するんですよね。展示会は、普段会わない知り合いと会えたりとか、グループ展で一緒になった初めましての人と絵の話をしたり、全く知らない人から自分の絵について思ったことを色々言ってくれたりしてくれて、すごく楽しかったことを思い出しました。今後もまた何かに参加してみたくなりました。

では、また。


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