痛風になったら2リットルなんて言わず、大量の水分を

2年前に痛風の発作が出てから、今年は複数回発作が出ているので往生している。尿酸値は正常値をオーバーしているとはいえ、たいして高くないとお医者さんからも言われているけれど、体質か。で、水分を1日2リットルは採るように、と言われて実践していたけれど、なかなか効き目がなかった。

しかしここ1カ月ほど「飲めるだけ飲んでみよう」と、1日6リットル飲む勢いで、ともかく飲んで問題ないと思われたら水分をジャカスカ摂るようにしたら、ようやく症状が軽快してきた。どうやら私にとって、2リットルでは少なかったらしい。

ただ、「水中毒」というのもあるらしい。水分ばかり取って塩分やミネラルが不足すると、体調を崩してしまう症状。まあ私の場合、食事でそこそこ塩分やミネラルはとれているようなので、あまり気にしていないけれど。足りないかな、と思ったときは、塩分・ミネラルタブレットみたいなのを一粒。

痛風というのは男性がなりやすく、女性はなりにくいらしい。女性の場合はリューマチが多いらしい。こうした性差があるのは不思議だなあ。私の場合、若い頃に体を鍛えて、今になって筋肉が衰えてきて、筋肉細胞がプチプチ壊れるときに尿酸が出てきたような気がする。

痛風は「ぜいたく病」とも言われていて、肉とかカニとか高価な食べ物をよく食べる人がなりやすい、という話がある。しかし結婚してからは特に野菜とキノコが主体の料理を食べさしてもらっているので、該当しないなあ、と首をかしげていた。ただ。

私の実母が同居するようになってから、食事に肉が増えたのは確か。実母は肉食動物で、実家にいるとき野菜は少なく、肉、肉、肉。私は肉が苦手で、一人暮らしになってから肉をかなり減らし、野菜を食べるようになってから口内炎になりにくくなった。結婚したらさらに口内炎にはならずに済むように。

しかし実母と同居するようになって、肉好きの実母に合わせてYouMeさんが肉多めの料理にいつのまにか変わっていた。もちろん野菜・キノコの多い料理であることは変わらないのだけど、同居前の「我々ならこれくらいで十分」という量の数倍には増えている。あ、これが原因かも。

それでも、実家で実母に作ってもらっていた「肉、肉、肉!」料理よりはずっと野菜やキノコが多くて健康的だと思っていたけれど、私の許容量をどうやらオーバーしていたらしい。私が必要とする肉の量の数倍は摂取していたのかも。で、YouMeさんにお願いして、肉は実母に、私は減らし目に。

正直、そのほうが調子いい。親子であっても体質は違うなあ、と思う。実母は肉だらけの食事でも健康を害している様子はない。私は父から体質を受け継いだのか、肉は少なめ野菜多めの方が合っているらしい。家族であっても体質に合う食事は様々。

息子は私に似て、肉が苦手。野菜が好き。娘はおばあちゃん(私の実母)に似て肉好き。そして野菜嫌い。ところが娘も健康を害する様子がない。まあ、娘の場合、牛乳を1人で1リットル飲む勢いだから、そこから必要な栄養素をとっている気もするけれど。

ところで、「卵はプリン体ゼロだから痛風の人が食べても大丈夫」という話があるけど、本当なんだろうか?痛風の原因となる尿酸は、プリン体から作られる。だからプリン体の多い肉やカニは控えなさい、という話なんだけど、卵はプリン体が含まれていないから気にしなくていいよ、というのだけど。

私は大いに疑問。鶏卵は、受精さえすればヒナになるだけの栄養素をすべて含んでいるシロモノ。つまり、ヒナを形成する細胞の数をまかなうだけのプリン体(核酸)の「原料」が含まれているはず。ならば、その「原料」は痛風の問題にならないものなのだろうか?

どの記事を見ても「卵にはプリン体が含まれない」と書いてあるので、恐らくそれは事実なのだろう。けれどプリン体とは核酸のことであり、つまりDNAやRNAなどの遺伝子のこと。ヒナとなる細胞数に必要な核酸を作るだけの原料が、卵には含まれているはず。

鶏卵にプリン体が含まれていない、ということを不思議がると、よく「鶏卵には細胞が1個しか含まれていない。プリン体の量は細胞数に比例するので、事実上無視できるほど少ないんですよ」と説明してくれる人がいる。それは分かっているつもり。でも、鶏卵はヒナになる細胞数をまかなう原料を含むはず。

ヒナになるにはかなりの細胞数のはず。ということは、プリン体がそれだけ必要なはず。ところがたくさんの細胞に分裂する前の、未受精卵にはプリン体がないという。でもプリン体の原料が大量に含まれているはず。鶏卵に含まれている、プリン体の原料(前駆体)っていったい何なの?

鶏卵にプリン体が含まれていないならば、プリン体の原料となる成分がたっぷり含まれているはず。ヒナ1匹の細胞分を作るだけの原料が含まれているはず。ならば、その原料って何?誰か教えて!研究者として不思議でしゃーない!でも、調べてもなかなか出てこん!誰か知っている人、教えて!

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