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人間関係を良くする3種の神器

人生は出会いで決まる
運命は誰と出会ったかで決まる
出会いは人格で決まる
出会う相手はあはたの人格の反映でもある
出会いを豊かにしたいと思ったら
それにふさわしい自分になることだ

丸山 浩路(手話通訳者)


仕事柄、日々たくさんの働く方々と面談し
悩みや不満や愚痴を聞く機会があります。
 
内容は多岐にわたりますが、年齢に関わらず
職場の人間関係に悩む人が多いです。
 
ちなみに、調査によると
20代、30代、40代と年齢が上がるにつれて
「職場の人間関係にストレスを感じている」
と答える割合が大きくなるそうです。
 
わたしが担当する派遣スタッフさんにも
上司や同僚との人間関係で悩みを抱え
仕事に支障が生じているだけでなく
モチベーション低下、さらには
心身の不調につながる方もいらっしゃいます。
 
誰もが人と人との間で
関わり合いながら仕事をしています。

人生の基本は人間関係です。
人間関係が全てと言っても過言ではないのかも。

であれば、良好な人間関係を築くことに対して
もっと本気で取り組んでもいいような気がします。

毎日心がけるだけで、人間関係が好転する
「ちょっとしたコツ」
ってたくさんあると思います。




最重要スキルとは?


 論理的思考力やPCスキルも大事ですが
社会人として最も重要なスキルは
「一緒に仕事をして
 楽しいと思ってもらえるかどうか」

ではないでしょうか。
 
会社は、様々な特徴を持った人間同士が
家族よりも長い時間を過ごす場所です。
 
つまり、働くということは
何かを成し遂げる以上に
人と人とのやり取りが大切になります。
 
ならば、ビジネススキル云々よりもまず
人間としての印象を良くすることや
魅力的な人間になることを意識したほうがいい。
 
「周囲から好かれる人間になろう」
「人が集まってくる人間になろう」
ということを、日々心がけながら生きていく。
 
人との出会いを大事にし
他人に対して敬意を払うこと
相手のよさを素直に受け入れること
 
端的にいえば
「素直な心と謙虚な姿勢」です。
 
これこそが、仕事のみならず
充実した人生、豊かな人生の鍵だと思います。
 
なんだか偉そうなことを書きましたが
私自身このスキルを獲得するために
日々楽しみながら修行中です。
 (うまくいかないこともありますが)

「こんな人と一緒に働きたい」
と思ってもらえるようになりたいですよね。

そのために必要な心がけや行動について
時折、担当する派遣スタッフさんに
アドバイスさせていただくこともあります。
 
今回はこれまで私自身が効果を体感し
そして実践してくれた方も
劇的に人間関係が良くなった
3種の神器をまとめてみたいと思います。

①笑顔を心がける


 人間の最大の罪は不機嫌である

ゲーテ(詩人)

楽しいから笑うのではない、笑うから楽しいのだ

ウィリアム・ジェームズ(哲学者)


 
言わずもがな、
人と接する時に、笑顔はとても重要です。

話をしている相手が不機嫌そうな表情では
その場の雰囲気も悪くなってしまいます。
 
とにかく、笑顔を心がける。
 
「いつも、あの人は楽しそう」
ってかなり魅力的ですよね。
 
たとえイヤなときも、イヤな顔はしないで
いつもニコニコしているだけで評価が上がる。
 
こんな簡単なことに
気づいていない人が多いと思います。
 
「笑顔」は第一印象の基本中の基本です。
 面接でも商談でも笑顔は強力な武器になります。
 
そして、笑顔は相手にも影響します。
「ミラー効果」といって、簡単に言うと
相手が笑顔だと自分も笑顔になってしまう現象
ですね。
 
わたしは面接に同行したり
フォロー面談に伺ったりする際には
相手に対して「自分は敵ではなく味方ですよ~」
というサインを送るつもりで
笑顔を意識しています。
 
ちなみに、大人になると
新しい友人ができにくくなるって言いますが
大人は子供に比べて笑う回数が少ないからなんだとか。
 
大人になってからもたくさん笑い
相手と一緒に笑う回数を増やせば
どんな人とでも信頼関係を構築することができ
親密になれるそうです。
 
だからといって、一緒に笑うために
無理に相手を笑わせようとする必要はありません。
  
笑顔にはウイルスのように
伝染する効果があるので
「自分が笑顔になること」
が何よりも大切ってことですね。
 
ニコニコと笑顔を絶やさない
そんな人になりたいものです。

 

②「ありがとう」を口癖にする


感謝の気持ちでいる人は
まるで磁石が砂鉄を集めるように
欲しいものが集まってくる

気に入らない状況の中でも
どんなに小さくてもいいので
何か一つでも感謝できることを見つける

感謝の気持ちには
何かを起こす力がある

パム・グラウト(作家)


“引き寄せの法則”や自己啓発系の本には
「ありがとう」の言葉の大切さや効能が
頻繁に登場しますよね。
 
「ありがとう」という言葉には
自分も周りの人も
良い気分にしてくれる効果があります。
 
感謝されて嫌な気になる人はいないと思いますし
「ありがとう」を出し惜しみすることはありません。
 
でも、言い慣れていない人には、
ちょっと大変かもしれないですね。
 
誰かに何かをしてもらったとき
とっさに「すみません」と言う人が多いですが
代わりに「ありがとう」と言うことを意識してはいかがでしょうか。
 
すべての返事をなるべく「ありがとう」にする。
 
時間に追われ忙しい日々を送っていると
感謝の気持ちを忘れてしまいがちです。
 
「ありがとう」を言うようにしていると
自然と感謝の気持ちが湧いてきます。
 
だから、相手が年上でも年下でも
先輩でも後輩でも、親でも兄弟でも
コンビニでも飲食店の店員さんでも
口癖のように「ありがとう」を伝える。
 
この「ありがとう」の習慣を続けていると
明らかに周りの反応が違ってくると思います。
 
この口癖を身につけることができたら
イイいいことしか起こらないんじゃないか
って、そう思えてきます。



③周りの人を好きになる 


人とつきあうのに秘訣があるとすれば
それはまず
こちらが相手を好きになってしまうこと
ではないでしょうか

瀬戸内 寂聴(僧侶)



 本当に世の中には、いろいろな人がいます。
 
いったい何を食べたらそんな性格になるの?
と思うような意地悪な人や卑屈な人もいます。
 
でも、どんな人だって
怒る時もあれば、笑顔の時も、悲しい時もある。
 
「怖い人」だと感じる人にだって
笑顔のときもあるし、優しいときも必ずある。
 
結局、他人への評価というのは、全て
こちら側の見方に寄るものなんですよね。
 
そして、冷静に考えれば
自分が見たその人が、その人の全てではないし
ほんの一面でしかないということも知っている。

実際にちょっとしたことで
その人の印象がガラッと変わることって
ありますよね。
 
ということは、こちらの見方を変えればいい。
  
どう変えるかというと
相手のいいところだけを見て、
悪いところを見ないようにする。

 
人は誰しも、
良いところ・学ぶべきところを
必ず持っているものです。
 
たとえば、ふだん仏頂面で寡黙な人が
他の人と笑顔で楽しそうに話していたり
誰かに優しく接しているところが目に入ったら
その人への見方が変わったりします。
 
相手に対する苦手意識って、不思議な事に
その人に伝わることが多いんですよね。
だから、こちらの意識が変わると
相手の態度も変わってくると思います。
 
ちなみに、ブライダルのプロが言うには
「なかなか結婚できない人は、惚れ力を磨け」
とのこと。

あら探しをするのではなく
相手の良いところを見るようにすること
が大事なんだそうです。
 
「この人の良いところはどこだろう」

「この人が持っていて
 自分にないものは何だろう」


真摯な姿勢で敬意をもって見つめれば
必ず見つかるものです。
 
もし、嫌いな部分、苦手な部分が目についたら
単なる特徴と捉えればいいんです。
 
人間関係は鏡の関係ですから
嫌えば嫌われるし、信頼すれば信頼される。
 
社内にもし、
周囲から煙たがられている人や
嫌われている人がいたら
訓練するチャンスですね(笑)


まとめ


垣根は相手がつくっているのではなく
自分がつくっている

アリストテレス(哲学者)


人間関係もやっぱり、
変えるのは相手ではなく自分ですね。

①笑顔を心がける
② 「ありがとう」を口癖にする
③ 周りの人を好きになる

まずはこの3つから変えてみてはいかがでしょう。



長文にも関わらず、最後まで読んでいただき
ありがとうございました!

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