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緊張している相手にかけるべき言葉

今回は、緊張している相手にどのような言葉をかけたらよいのか、という話をします。
 

とくに初対面や緊張しやすい性格の方と話すときです。
言うまでもありませんが、なるべく相手の緊張を和らげてあげたほうが、会話はうまくいきます。
 
私も相談者との相談場面やそれ以外の日常場面でもよく行っている言葉のかけ方です。
よかったら参考にしてみてください。



緊張している相手にどのような言葉をかけるかと言いますと。
 
自分のほうが緊張していることを先に伝えるのです。
 
「こういう場面って緊張しますよね」
「いつもこういうときって私緊張するんですよね」
「お手柔らかにお願いしますね」
 
このようなことを会話の序盤で自分から話すのです。
 
相手が緊張しているであろうことを想像して、先に自分が緊張していますと伝えるのです。
 
間違ってもこれは言わないように。
「もしかして緊張してます?」
「大丈夫ですか?」
 
緊張していることを見抜かれている、
大丈夫なのかと自分でも不安になってきた、
というように逆効果です。
 
自分の方が緊張していない、余裕があるアピールもやめてください。
余裕マウントをとられたようで余計に委縮してしまいます。
 
まったく緊張していないのに緊張していると言うのは不自然ですが、たいていは自分も少しは緊張しているものです。
過去の自分は緊張していたことを思い出すなりして、緊張を言葉にします。
 
 
このように言葉かけをされると相手は、
「よかった、自分だけじゃなくて、この人も同じなんだ」
と感じてもらえます。
 
同じ仲間だと思えると、安心感を得ます。
 
それによって緊張が和らいで会話がしやすくなるのです。
 
 
とくに初対面や緊張しやすい人と話すときに有効です。
 
 
 
今回は、相手が緊張しているであろうことを想像して、先に自分が緊張していますと伝えるという会話のテクニックを紹介しました。
 
 
最後までお読みいただきありがとうございました。


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小林いさむ|公認心理師

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