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批判をしてくる人は自分のネガティブな価値観を出しているだけ

今回は、批判をしてくる人に対して感情的になってとらわれないための考え方を1つ紹介します。
 


私たちは生きていると、誰からも批判されずに人生を送るということは不可能だと思います。
一切批判されずに生きようとするなら、自分の考えを表に出さずに常に他人の考えに反しない生き方をしなければいけません。
 
その生き方は、無理がありますよね。
 
自分らしく生きるためには、批判してくる人からなるべく影響を受けない必要があります。
その考え方についてです。



批判をしてくる人に対しては、このように考えてみると良いです。
 
批判をしてくる人は自分のネガティブな価値観を出しているだけ
 
批判というのは、あなたのことを悪く言い表しているように聞こえますが、実は批判をしている人自身が持っているネガティブな価値観を表にさらけ出す行為なのです。
 
たとえば、カウンセラーを職業にしていこうとしている人がいます。
その人を批判してくる人がいるとします。
 
「信用できないやつだ」
「自己満足にすぎない」
「何の役にも立たない」
 
のように。
 
これは、カウンセラーその人を批判したり責めたりしているように聞こえますが、批判する人自身のカウンセラーという職業に対するネガティブな価値観を露わにしているだけなのです。
 
 
批判をしてくる人は、その価値観にまつわる何かしらの心の痛みを抱えているかもしれません。
 
カウンセラーの例ですと、過去に相談して傷つけられた経験があるとか。
信頼して話を聞いてもらっていた友人・知人に最終的に裏切られた経験があるなど。
 
そのような経験がネガティブな価値観を作ったとも考えられます。
 
 
とくに目標に向かって頑張っている人に対して、批判が起こりやすい傾向があります。
 
目標に向かうときには、そこに何かしらの価値観があります。
その表明された価値観にネガティブな価値観が反発して、批判が起こりやすいと考えられます。
 
 
それでは、批判をしてくる人にとらわれないためにはどうしたら良いかと言いますと。
この「批判をしてくる人は自分のネガティブな価値観を出しているだけ」と理解することです。
 
「私のことを批判しているわけではない」
「自分のネガティブな価値観を話しているだけだ」
「価値観にまつわる心の痛みがあるのかもしれない」
 
そのように考えて、批判とあなた自身をつなげないことが肝心です。
 
 
 
今回は、批判をしてくる人にとらわれないために、「批判をしてくる人は自分のネガティブな価値観を出しているだけ」という考え方を紹介しました。
 
 
最後までお読みいただきありがとうございました。


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小林いさむ|公認心理師

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