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【考察日誌】あれもこれも、「行動経済学」によって引き起こされていた

こんばんは、芝本です。

先週に「行動経済学」についての記事を書きました。「行動経済学」について調べてみると、「知れば知るほど面白く、興味深い!」と思い、今回はもう少し掘り下げてみます。調べていくと日常の色んなポイントに「行動経済学」の要素が活かされていました。

男子トイレの小便器にある的シール

男性であれば多くの人が共感するのではないでしょうか。

小便器にあの的があれば、それに向かって狙って放っていることを。この「狙う習性」を利用することで、海外の空港では清掃費が8割も減ったそうです。

めちゃくちゃ面白くて、興味深いです。「行動経済学」を生かして、経費を下げることに成功した好事例ですね。

このように人間の習性を理解していれば、究めて効果的な戦略を打ち出していけますね。「行動経済学」では、こういった科学的分析に基づいて人間の行動を変える戦略のことを「ナッジ(nudge)」と呼ぶそうです。

今まさに渦中にあるコロナウイルスへの反応

そのひとつに、「パニック買い」と呼ばれる行動があります。たくさんの人がスーパーに押しかけて、買いだめをした時期がありましたよね。あの行動も「利用可能性ヒューリスティック」と呼ばれるもので、社会が注目している可能性に過敏に反応することを指します。

これまで例を2つほど挙げましたが、俯瞰してみて僕が思うことは、「知らず知らずのうちに操作されたり、踊らされていることって多いんじゃないかな?」ということです。

人間はよくも悪くも環境の生き物で、大いに影響を受けやすくできています。以前の記事のタイトルにもなっていますが、「行動経済学」はこれから自営業やフリーランスで食べていこうとしている人にとっては、非常に効果的な学問だと感じます。

そして、これはある実験の様子を移した動画です。


「自分だけが違う動きをしていることに居心地の悪さを感じて、周りに合わせる」という人間の性質が顕著に現れた動画ですね。この動画でも分かるように、人は環境の生き物です。どこかの影響をモロに受けるのであれば、自分にプラスになる人やコミュニティから影響を受ける方が間違いなく良いです。

上記のように、人間の習性によって引き起こされている行動はたくさんあるということですね。そして、この「行動経済学」を勉強することで、仕事や商売に活かせる要素はたくさんあるということですね。

この「行動経済学」を頭に入れて、仕事に取り組んでいきたいと思います。

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