見出し画像

【考察日誌】デジタル化が進んでいる現代だからこそ、「手書き」の価値について考えてみます!

こんばんは、芝本です。

先日の記事にも書きましたが、僕はスターバックスが大好きです。

接客が本当に魅力的で、先日も女性の店員さんが手書きでカップに「thank you」と書いてくれました。

デジタル化が進んでいる中で、「手書きというアナログな手法を取るには何か理由があるんじゃないか?」と、ふと気になりました。実際に、ボク自身も手書きのメッセージに温かみや嬉しさを感じたので、手書きが秘めているパワーについて調べてみました。

気持ちを伝えるには手書き一択

画像1

手書きに関して調べてみると、すぐに論文が出てきました。

デジタルのメリットは無機質だけど、大幅に時間が短縮できるというポイントでした。実際に、手書きと比べて、パソコンでのタイピングのほうが大幅にアウトプットのスピードが速くなりました。一方で、手書きのメリットはデジタルよりも時間が掛かるけど、その分気持ちがしっかりと伝わるというものです。しっかりと立証されているということですね。

手で書いた文字は、タイピング文字に比べ、温かさや誠実さを伝えることができると認識されていることが明らかになった。

引用:手で書くこと,手書き文字に対する認識に関する一調査(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjet/advpub/0/advpub_S42077/_pdf/-char/ja

それぞれメリットデメリットがあるので、目的に応じてぜひ使い分けていきたいと思いました。

個人的に、普段のちょっとしたやりとりはデジタルで対応しようと思っていますが、人に感謝を伝える際には手書きでメッセージを送ります。確かに、これって非常に大事だと思いますが、ほとんどの人が実践していないと思うと、こういう微差がとても大事なんだなと感じます。

まだまだあるぞ、手書きのメリット

画像2

僕も考えごとに行き詰まると、よくA3用紙にガーッと頭の中の情報をアウトプットします。終えた頃には頭の中がスッキリして、作業も捗ります。

ワシントン大学の研究によると、手書きで文章を書く方が、タイピングより文字を覚えるのが早いそうです。文字を書く行為が、文字を認識する能力を高め、スピードを加速化させるのだとか。

他にも下記のようなことも証明されているので、使い分けることがとても大事ですね。

・授業内容をノートに書き留めるように指示された生徒の方がテストの平均点が良かった
・「日記を書く」という行為は、トラウマや精神疾患に苦しむ人に対して治癒効果がある

将来までも左右する手書きパワー

画像3

カリフォルニア・ドミニカン大学の心理学マシュー教授が「書くこと」と「目標を共有すること」の効果を科学的に証明しているそうです。

単に目標を設定するだけの人と、目標を紙に描き・誰かに伝え・説明をし続けた人は、達成の可能性が33%も高いことが実証されています。

目標を書いている時、目標に対して積極的に注意を向けているので、その機会が多ければ多いほど達成は近づくのだそうです。

実際にハーバード大学が1979年から10年間かけて、「目標を持っているか」や「目標を書き出しているか」など質問をしてきた実験がありました。

84%の学生は「目標を持っていない」と答えた
13%の学生は「目標を持っているが、紙に書いていない」と答えた
3%の学生は「目標を持ち、それを紙に書いている」と答えた

10年後の追跡調査で、驚くべきことが判明しました。
「目標を持っているが、紙に書いていない」13%の卒業生は、「目標を持っていない」84%の卒業生の2倍の収入を得ていたそうです。

さらに、「目標を持ち、それを紙に書いている」3%の卒業生は、残り97%の卒業生の10倍の収入を得ていたと書かれていました。

目標を持って紙に書き続けることが、目標設定を潜在意識に刷り込み、行動を変え、将来の結果すらも大きく変えてしまうということが証明されています。

僕自身も家の壁に目標設定などの紙を貼っています。
受験生でも「東大合格」と壁に貼って、鉢巻を巻いて勉強するのも、実は効果的だったということですかね。

ゴール設定に関してはいろんな意見があると思いますが、個人的には定期的にマインドマップを駆使して頭の中身を紙にアウトプットします。それを見える場所に貼り付けて、常に目的やゴール設定を振り返る仕組みを作ることで、潜在意識に刷り込んでいけると考えて実践しています。

「何かに打ち込みたいぞ!」って人はまずはゴール設定を紙にひたすらに書き出すのもいいかもしれませんね。目標設定に関しての書籍もたくさん出版されているので、そういうものを参考にしながら具体的な行動に移るといいですね。

今日はここまで。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?