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【考察日誌】「社会人基礎力」を上げるだけで本当にいいのか?!

こんばんは、芝本です。

今日はちょっと尖った意見がちらほら盛り込んでいる記事になります。
何かを否定するというものではなく、あくまでもイチ個人の意見なので、穏やかな気持ちで読み進めていただければ嬉しいです。

今年から社会人になった方も約3ヶ月が経ち、少しは新生活に慣れてきたのではないでしょうか?ボクは社会人になってすぐ、ストレスで肺気胸を患うなど体調崩したりとかしてましたね。

それはさておき、みなさんは「社会人基礎力」という言葉を聞いたことがありますか?

ボクは聞いたことが無かったんですけど、色々と調べているうちに、社会人として一般的な基準が設けられていることを知りました。

日本の労働者を増やそうとする考えのもとできたものでしょうが、これだけに凝り固まるのも僕はもったいないなと思ったので、今回は「社会人基礎力」について思っていることを書いていこうと思います。

まず、「社会人基礎力」ってなんですか?

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「社会人基礎力」とは、経済産業省が掲げているものです。

「社会人基礎力」とは、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力(12の能力要素)から構成されており、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」として、経済産業省が2006年に提唱しました。

出典:https://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/

シンプルに社会で活躍するために必要な力ですね。
言い換えれば「これが全て養われれば社会人として活躍できるぞ!」ということですね。もちろん、めちゃくちゃ大事だと思います。

ところで、みなさんは「なぜ政府がわざわざ僕たちにこうなったらいいよって言ってくれるのだろう?」と思ったことはありませんか?

「なんとなく、国としての使命感かな?」とか「自国の人だから良くなって欲しいと思うのは当然だろ!」と色々意見はあると思います。

せっかくなのでちょっと穿った見方をします。

「社会人基礎力」の資料の中に、こう言った表現があります。

個人の成長と企業の成長のベクトルを合わせることにより、
はじめて生産性の向上が実現可能に。

大前提、「雇用されて組織に属すること」を前提とされてることが前提にあると思います。これは、自分で事業をするようになってから、より一層感じます。

この「社会人基礎力」は、会社に雇用されて働いて、税金をたくさん納めて欲しいという思いがあるようにも取れます。少し穿った表現をしましたが、解釈のひとつとしてそう思います。

「みんな一緒であるべきだ!」という日本の特徴がしっかりと出ているものだなと思いました。少し話が逸れましたが、「社会人基礎力」とはつまり、雇用される人をたくさん生み出し、1人当たりの生産性を向上させるための能力という風にも言えますよね。

「社会人基礎力」さえあれば活躍できる?!本当に必要な能力とは?

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上述してきた「社会人基礎力」ですが、本当に全て揃えば活躍できる人材になるのでしょうか?

個人的にはどっちでもないという回答です。
もちろん優秀だなと思いますし、素晴らしい実績も出すと思います。

しかしそれって本当にご自身にとって必要な能力ですか?

仮に、3つの能力と12の能力要素を全て完璧にした場合、できあがる人間は会社員として利用価値の高い人間になると思います。つまり、会社にとって非常に都合が良い人間になるということです。はい、この部分も穿ってますね。

「それが僕にとって理想像だ!」と思う人を非難するとかではなく、「う~ん、最高じゃないけど悪くもないんだよな~」って方も多いのではないでしょうか。

ちなみに、ボクは後者のタイプでした。

では、どういった力をつけていくべきだと思いますか?

もっと成長したい!
もっと燃えるモノを持ちたい!
部活動をやっていた時の目指す感覚が欲しい!

って方も多いのではと思います。

僕が重要だと考えるのは、ご自身が「どうなりたいか」だと思います。

自分の望んでいる人間像から見たときに、初めて自分にとって必要なトレーニングや身を置くべき環境、進むべき方向性が分かってくると思います。

例えば、「ハワイに行きたい!」というよりかは、「ハワイのノースショアでサーフィンしたい」の方が明確で、そのためにやるべきことが次々に出てきますよね。

ハワイのどの空港に降り立って、そこから車とバスを乗り継いで、、、といった風に。

つまり、自分のやる理由や目的を明確に決めることで、取るべき行動はたくさん出てきます。

なので、ボクが思う必要なことは「理想の自分像から見たときに、必要なことは何か?」と考えること、そして取るべき行動を明確にし、具体的な行動を変えていくことが重要だと思います。

「自分なんてこんなもんだろ。。。」と低く見積もって足を止めてしまうことも簡単だし、「世間一般的に正解とされている人生を送ることが最高です」という人も少なくないでしょう。

でも、本当にそれで良いのか。
「自分の人生の主人公は自分だよな」って言い聞かせて、本当に求めるもののために進む選択だってできます。

行動に移すには十分な時間があると思います。
特に20代の方はもっと自分に期待していいと思うんです。

ぜひ、ご自身のためにも、最高だと思える選択を取り続けるこれからにして頂ければ幸いです。

今日はここまで。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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