世界の冷蔵庫のぞき見ツアー👀🌏アジア編
あなたの冷蔵庫に、絶対これだけは切らさない!コレなしじゃ生きていけない!という食べ物はありますか?
これまで、
DAY1で 旧ソ連4ヵ国
(ロシア/ベラルーシ/ジョージア/カザフスタン)
DAY2で 南北アメリカ2ヵ国
(アメリカ/ブラジル)
の冷蔵庫の扉を開き、それぞれの個性をお届けして来ました。
そしてDAY3の今回。「世界の冷蔵庫のぞき見ツアー」はついに、惜しまれつつも最終回を迎えその幕を閉じようとしています(大袈裟)。
最後の旅は、アジア3ヵ国を巡ります。
どんな国が飛び出すのかは行ってみてのお楽しみ。
それでは出発です!
台湾といえば何といっても夜市だし、とにかくB級グルメ食べ歩き天国のイメージ。
鶏排(ジーパイ:どデカい唐揚げ)、臭豆腐、小籠包、麺線、魯肉飯、牛肉麺に鹹豆漿(シェントウジャン:豆乳)、胡椒餅、タピオカミルクティー...
枚挙にいとまがないけれど、そういえば家庭料理はどんな感じなのか?現地特派員のユーティンに聞いてみることにします。
ユーティンは、IT関連企業が集中し「台湾のシリコンバレー」と呼ばれる新竹(シンヂュー)に家族4人で暮らし、電力会社に勤めています。
今では台湾と世界のハイテクを支える新竹ですが、300年以上の歴史があり、横須賀市程度の狭い市内には60以上もの歴史的建造物が密集するというギャップも魅力です。
そんなユーティンが送ってくれたMY冷蔵庫ならぬ冷凍庫の様子が、コチラ!
いいっすね〜。「生活感の塊」!
これは実に見応えがある。
ちょっとカオス気味なので、中身を解説してもらいました。
んー!なるほど!食材がわかると中華料理の香りがしてきました😋すぐにチャチャっとおいしい炒飯やスープが作れそう。我が家と結構似てて親近感が湧きます!
この野菜は、stir-fry。つまり、油をひいた中華鍋の中で、鍋返しをしたり、かき混ぜたりしながら強火で炒め済みのもの。生じゃないんですね。
ちなみに、「スイーツ」はシュークリームらしいんですが、残念ながらユーティンのものではなく妹さんの所有物。指をくわえて見てるしかないそうです。
1/21から10連休の春節中は、会社は休みだけど、大学時代のバイト先であるピザハットを手伝っててお疲れのユーティン。そんな中、「お役に立てて嬉しいです」と快く協力してくれました。多謝你!
続いて訪れたのは、タイ、バンコク。熱気渦巻くこの地から冷蔵庫の必需品をレポートしてくれたのは、ボクを"Dad"と呼んで慕ってくれるTarn。
芯の強さを持ちながらも、繊細さゆえにしばしば心折れそうになる彼女を「自分を信じなさい!自分の良いところを数えなさい」と叱咤激励してきたのも今や昔。気づけば大手IT企業に就職し、ドイツ駐在まで経験した気鋭の敏腕プログラマーです。
Tarnの趣味はお菓子作り。食べることが何よりも好きで、バナナケーキなどスイーツをこしらえてはシェアしてくれます(写真を)。スイーツと甘いドリンクを手にしている時の彼女のスマイルは無敵なんです。
そんなTarnが冷蔵庫に絶対置いているものは?
と聞いたら、二つ返事で私は絶対コレ!と挙げてきたのが...
なんと。我らがキューピーマヨネーズじゃないですか❗️
いますね、キューピーさん!タイでもスッポンポンで頑張ってんだ😆
その左にあるのは、お母さん御用達のシュリンプペースト!🦐そんなのあるんですね。絶対美味しいし、何かと便利そう。
シュリンプペーストの中身を見せてもらうのを忘れてしまったので、調べてみたら…
こんな感じ!レバーペーストみたいな感じですね。これ、「ガピ」あるいは「カピ」といって、タイ料理には欠かせない旨みたっぷりの(クセ強)万能調味料らしい。原料はオキアミだそうです。
やっぱり、出ましたね、国家代表フード。キューピーさんもいいけれど、こういうのが見られるからエアトラベルはおもしろい。
って....
なんか食べとるやないかーい!! いつのまに作ったんや。
小腹が空いてしまったTarnが即席でこしらえていたのは、野菜入り卵焼き feat. マヨ増し増し でした笑
※「敏腕プログラマー」と食器のギャップすげぇ!
マレーシアはボルネオ島サラワク州の最大都市クチンに、家族5人で暮らす二児の母Munie(ムニー)がいます。中国系イスラム教徒で英語はネイティブレベル。チャキチャキ働く美人のお母さん。
家電のノジマ傘下となったIT製品小売のCourts Asia Limited(CAL社, 本社はシンガポール)に勤め、シンガーソングライターのYUIがお気に入りという日本びいき。
Munieは4年前に「納豆デビュー」を果たしました。現地のイオンから「お肌にいいと聞いたから買ってみたいんだけど、どれを買えばいい?」と質問され、大粒・小粒・ひきわりの説明や混ぜ方を動画でレクチャーしたのを思い出します。
そんなMunieさん、今でも納豆を食べているのでしょうか?
冷蔵庫を見せてもらいましょう!
ドドーーンッ!
冷蔵庫をじっと見つめるかわい子ちゃんは、その名もMochi♀。冷蔵庫を開けるといつも中に入りたがるそうです。南北アメリカ編に登場したAdry家でも猫が冷蔵庫にどっぷり入り込んでいましたが、猫ってあったかいところが好きなんじゃないの??
Mochiの宝箱?でもある冷蔵庫はSHARP製。ジャパニーズ家電への信頼を感じ、誇らしくなります。
センターには箱入りピザが鎮座。二日前の晩からあるやつ。その他タッパーには、明日のお昼用の鶏肉の酢漬け、スライスしたバター、お義母さんからもらったケーキ、レーズン入りチェダーチーズ(めちゃうま!)、各種野菜がきれいに収納されています。
そして、特筆すべきはこちらのアイテム。
Asam Jawaとは、日本ではあまり馴染みのないトロピカルフルーツ「タマリンド」のことで、ペーストになっており、蒸し物やスープ用の魚のマリネに使うそうです。干し柿とか甘い梅干しのような癖のある味らしい。
またこのAsam Jawa、「サンバルゴレン」や「ナシレマッ」というマレーシアの伝統料理にも使われていると言います。出てきました、ご当地名物!
マレーシアらしさを感じられたところで、最後は再びMochiちゃんにご挨拶してお別れしましょう笑
おかえりなさい!
さて、アジア3カ国を巡った今回はいかがでしたでしょうか?
アジア圏は食文化が割合日本に近いこともあり、結構親近感が湧きましたが、やはり知られざるご当地名物もありましたね。
実はオーストラリアも巡る予定だったんですが、オファーを受けてくれたものの待てど暮らせど写真が来ないので見切り発車となりました…
「よそ様の冷蔵庫を開けるもんじゃない」と言われるほど、冷蔵庫はパーソナルな空間。それだけにミステリアスな魅力が!
このツアーでは、各地の理解あるトモダチの快諾を得て、計9カ国の冷蔵庫をのぞいてきました。結果、お国柄(土地柄)× 家族構成 × 個人の好み の掛け算で確実に個性が滲み出ていて、実に興味深かったと思います。
これからも、何か別の「身近なお題」について世界各地の特派員に聞いて、違いを楽しんでいきたいと思います。
今日も最後までお読みくださりありがとうございました!
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🟧 他の国の冷蔵庫ものぞいちゃおう!
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