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旅で起こったまさかまさかの「プチ奇跡」5選

久しぶりに世界のトモダチへのアンケート企画を。

今日のお題は、「奇跡」

10カ国18人のトモダチに次のような質問をぶつけてみました。

What is the most miraculous experience you have ever had?
It can be something big or trivial.

あなたがこれまでに経験した最も奇跡的な体験は何ですか?
大きなことでも些細なことでも構いません。

「ごめん今ちょっと忙しんだわ」と言う数人を除くと「すぐにはパッと思いつかないけど必ず送るよ」「とっておきの話があるけど面白く書くのに時間かかるから数日待って」などなど、いつもより温度高めの反応笑

お邪魔だったら別にいいからねと言ったんですが、「いやいやとってもいいテーマをくれたから考えてみたい!」と前のめりです。

というわけでじっくりコトコト煮込まれた面白い(であろう)エピソードが綴られている(であろう)中、筆の速いトモダチからはさっそく「旅」にまつわるプチ奇跡体験が届いたので、ボクのエピソードも交えてオムニバスで紹介します!



Episode 1 運命に導かれて

まずは毎日大量のリール動画をインスタでシェアしてボクを笑わせるモルドバYanaから。今年起こりたてホヤホヤのプチ奇跡が届きました。

今年、ベルリン旅行に行った時の話をするね。

バルティ(モルドバの都市)からイアシ(ルーマニアの都市)の空港までバスで一人で移動していた時のこと。隣の席の女性となんとなく会話するうち、私たち二人ともベルリン行きの便に乗ることに気づいたの😳

何時間もの長旅の道中、私たちはおしゃべりをしてすっかり仲良くなったわ。

ルーマニアの空港に着いた時も、彼女が出国審査を受ける際に通訳を手伝ってあげたりもしたっけ。無事出国審査を通過したところで同じ飛行機に乗ったの。さすがに席は離れていたから、しばしのお別れね。

で、ベルリンに到着したら、彼女の娘さんがやって来て連れ立っていったわ。

私は滞在先の男友達と合流してから電車に乗ってベルリン市内の彼の家に向かったんだけど、途中駅で電車を乗り換える必要があったの。

そしたら、何と乗り換え駅でまた彼女と娘さんにばったり出くわしたのよ!

聞けば娘さんは私の友達と同じ街の同じエリアに住んでるって言うじゃない!なかなかの偶然が重なったと思わない? なんか運命感じちゃった笑

「え〜あなたもここに向かっていたの!? 言ってよ〜笑」と笑い合う声が聞こえて来そうです。

スケールは小さいけど、ボクの場合、地元の駅から同じ電車に乗った人が、結構離れた勤務先の最寄駅で再度出現するなんてことが何度かあったな。勝手に親近感湧いたりして。

Episode 2 神の御加護

続いてはブラジルから。今や二児の母となったGreyzは、幼少期に「命に関わる奇跡」を体験したと言います。

私が赤ん坊の頃、母が友人たちと私を車で旅行に連れて行ってくれたんです。

けど、不運なことに、その途中で事故に遭ってしまったんです😱

ハイスピードで走る中、突然路上に現れた何かを避けようとしたのかハンドル操作を誤った車は金切り音を上げながら右へ左へ何度も曲がりくねって、軽い私はとうとう車から外へ放り出されてしまったの!😱😱😱

ようやく車が停止して、みんなが外に出て必死に小さな小さな私を探したんですが、全然見つかりませんでした。

散々あたりを探してもいない中、誰かがまさかと思って車の下を覗き込みました。

そうしたら、なんと私は、車の下敷きになっていたんですよ!

けれど、それでも私は無傷だったそうです。他のみんなもガラスで少し切り傷ができた以外は無事ですみました。

何という幸運!神様が守ってくださったに違いありません😇

当時、親御さんは気が気ではなかったでしょう!無傷で見つかるなんて、まさに奇跡としか言いようがない。こういう時、人は心から神様の存在を信じるのかもしれません。にしても、その後彼女たちの旅はどうなったのか…


ボクにも旅で「ばったり」知り合いと出会った経験が3つほどあります。小ネタですがご紹介しましょう。

Episode 3 ハワイ行きでばったり…

中1か中2の頃、家族でハワイにツアー旅行に行った時のこと。成田空港が出発地点で、参加者は出発ロビーの一角に集合することに。

当時、ボクは河合塾横浜校に通っていたのですが、何とその教室の職員さんが集合場所にいるじゃないですか!

職員さんは若い女性で、話したことはほとんどなかったけど、書類の提出やらで面識はありました。当然向こうもボクの存在に気付いたんですけど、お友達と一緒にいたし、こちらも家族連れだし、そもそも休暇なので、互いにわざわざ挨拶することはなかったですね。ちょっと気恥ずかしいというか。

でも、一番気まずかったのは、ワイキキビーチ近くのお土産屋さんで「あられもない姿の女性」の写真がプリントされたトランプ売り場をウブなボクがコソコソと何往復もしているところを目撃されちゃったこと。

まぁこんな感じの…


Epispde 4 台北出張でばったり…

数年前、台湾の台北に3日間の出張に行く機会を得ました。

限られた自由時間を有効に使いたいと思ったボク。CouchsurfingというSNSアプリを初めて使って、現地でガイドしてくれる人を募ってみました。このCouchsurfing、有名なAirbnbと似た民泊アプリですが、違いは「タダ」で滞在できる点。

まぁ、守るべきもののあるまともな社会人が多用すべきアプリとは呼べませんが、ステイ先探しだけでなく、ローカルの人にガイドをお願いすることもできるんです。自分の滞在予定を伝えて、いつ何時間くらいどこらへんを案内して欲しいとうリクエストをアップすると、手をあげてくれる人が現れるというわけ。

そしたら、出発が迫ったある日、意外な人から連絡が。
「え!あなた、その期間に台北に行くの?」
誰だよ馴れ馴れしいなぁ〜と思ったら、別の言語交換アプリTandemでずっと前に知り合ったフィリピーナEthelでした。

Ethelはフィリピンの政府機関で働くエリートで、ことあるごとに海外旅行に出かけています。日本にも片手ではおさまらないほど何度も来たことがある生粋の旅好き。

ただ、彼女とはSNSでのやりとりはあったものの、まだ会ったことはありませんでした。そのうち東京に来る機会があったら会おうね、ぐらい。

しかし、今回、たまたま時を同じくしてEthelが友達と台北旅行に行くことが判明。なんたる偶然!

綿密に待ち合わせ場所と時間を決めてついに現地で初対面し、中正紀念堂の喫茶店で小一時間タピオカミルクティーを飲みながらおしゃべりを楽しみました。


Episode 5 マレーシアでばったり…

マレーシアのクアラルンプールになぜか親父と一緒に旅行した時のこと。

四六時中父子でくっつているのも鬱陶しいので、ある日朝から別行動にすることに。ボクは有名な洞窟やセントラルマーケットやKLシティギャラリーなどの名所を見て回った後、ペトロナス・ツインタワーを訪れました。

あまりの暑さにバテそうだったので、近くのカフェで一息入れることに。小一時間一人でボ〜ッとしていました。

客はまばらで、現地のビジネスマンと思しき少数のグループと、20代前半くらいの中国人観光客と思われる女の子がひとり。

ひとしきりクールダウンした後、ホテルに戻って昼寝してから、近くのおかゆ屋さんで親父と夕食を取りました。そこまではいいんですが、いい歳こいて「デザートにマンゴーかき氷を食べようぜ!」と100回くらいしつこく誘う親父。別に食べたかなかったけど、お供せざるを得ません。

パビリオンという超大型ショッピングモールの4Fにある「Snowflake Pavilion Kuala Lumpur」に向かうことにしました。

すると、なんということでしょう。パビリオンへ向かう道すがら、横断歩道を渡ろうとウズウズしている群衆の中に、昼間カフェで見かけたあの女の子がいるじゃありませんか。

こりゃ「運命だ」(どこが)ということで、ナンパして、無理やりジジイとオッサンの一行に巻き込み、マンゴーかき氷を一緒に食べました。

一人旅だということでしたがよく警戒もせずついて来てくれたな笑
かき氷のボリュームには辟易したけど、彼女のおかげでクアラルンプールの夜が一段明るくなりました。


さて、というわけで、旅行中に起きたプチ奇跡を特集して来ましたが、いかがでしたでしょうか?

こういう旅行中の偶然って、些細なことですがすごくドラマチックに感じますよね。いい土産話になるものです(無事生還すること前提ね!)。

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また、あなたに訪れた「奇跡体験」があればぜひコメントください

次回は、もしかしたらよりシリアスな奇跡体験をお届けできるかもしれませんので、よろしければフォローもどうぞ!

*記事中の写真は一部を除き全てイメージであり、本人ではありません。

🟧 また一味違った不思議な物語もお楽しみください↓


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