好きな事を仕事にしたけれど~自己紹介その②~

あなたが今の仕事を決めた理由はなんですか?

給料がいいから!
就業時間がきっちりしてて、
残業もないし有給もバッチリだから!
ですか?

それとも、やっと入れた会社がここだった
たまたま、見つけてなんとなく、でしょうか。。。

そして、
「自分の好きな事だったから!」という人もいると思います。

私が、そうでした。

私が最初の仕事に就いた時も
「好きな事を仕事にしたい!」
そう思って就職しました。

就いた先は、某TV局の制作会社
中でも私が入った部署は
「報道制作」です。

そう、バリバリの男性社会!
職場に女性がいることで、
「めんどくせー」
と、男性の先輩によく言われました。

セクハラなんて言葉や意識が通用しない?
そんな感じでした。
もう20年以上前の事ですが・・・

入社したての頃は、
憧れのTV局で、仕事が出来る!
なんてミーハー気分もありましたが
何より「好きな事を仕事に出来ている」
その事が嬉しかったです。

そして、失敗しつつ先輩に教わりながらも
この仕事に就いてよかった!
そう思っていました。

そんなある日、
大きな仕事を任される話が持ち上がりました

部長が
「彼女(私)に担当してもらおうと思うんだけど」

そう言われた時の、男性先輩の一言

「女にやらせるんですか?」

そうです。
あからさまな男女差別を受けました。

仕事が出来る、出来ないではなく
女だから、任せたくない
その時はそう聞こえました。

あなたは仕事で、職場で
女性だからと差別を受けた事はありますか?

周りにいる男性が出来ない中
きちんと成果を上げた仕事であっても
「それくらい誰でも出来る」、と
認められない
そんなの、いつもの事
そう諦めていました。

先輩の嫌がらせ?もあり
思うような仕事をさせてもらえない時期もありましたが
認めてくれる上司もいて、充実した日々でした

そんな、20代半ば
ふと不安がよぎります

「このままこの仕事をしていくの?」

仕事は楽しい!
でも、この仕事は結婚しながら続けられるの?
出産、子育てとか絶対ムリ!
そう思いました。

職場の勤務態勢が24時間
夜勤や泊まりもある
朝3時半にはタクシーで出社

何より、結婚・出産している先輩がいない!
前例もないから、イメージ出来ない。
いないからなおさら、
結婚してこのままこの仕事を続ける
その想像がまったく出来ませんでした。

今なら、
やる人がいないなら、自分が第1号になる!
なんて言っていたかも知れませんが(^^ゞ

その時は、そんな勇気も決断も出来ず
そもそも、考えもつきませんでした。

そんな中、
学生時代の友人から次々と
結婚・出産のお知らせが届きます。
まだまだ結婚なんて先、先!
なんて思ってたけど
やっぱり
30歳までに結婚・出産したいなぁ

となると、、、、今の仕事はどうする?

そう思った時、
私の頭をよぎったのが
「料理」でした。

自分の好きな事を仕事にしたい!
そう思って就いたTV局の仕事

でも、このまま続けて行くの?
そう自問自答する中、出てきたのが
子どもの頃から好きだった事

そうだ!
私、料理の仕事がしたかったんだ!

忘れていた事・感情が
ムクムクと沸いてきたのです。

料理の仕事がしたい!
そう思う自分と、
せっかく好きで就いたTVの仕事
やめるの?
いいの?それで。

責任ある仕事を任されるようになり
新しいプロジェクトリーダーの話も出ていたり、
やりがいも感じていたので
悩みました。

このままTV局の仕事を続けるのか
辞めて、新しく料理の仕事に就くのか

そして結婚は、どうするの?

悩んで出た答えは、
TV局の仕事を辞め
料理の仕事がしたい!でした。

あなたは今、
自分がやりたい仕事についていますか?

それはこのままずっと続けたい仕事ですか?

その後TV局を退社すると決めてから、ある行動を起こします
どんな事だったのか、それはまた別の機会にお送りしますね。

#私の仕事 #自己紹介


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