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パニック発作と「死」への恐怖心

おはようございます🤗
今日は朝からすごい雨ですね😱
流石に出掛けたくないくらいのザーザーぶりです。

さて、今日はちょっと昨日の出来事を書きたいと思います。
それではいってみましょう!

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●パニック発作再発、死への恐怖

私は発達障害の二次障害として「パニック障害」を持っています。

4年前に子宮全摘出の手術をし、その後感染症にかかり40度以上の高熱が続き意識が朦朧とし「死」を意識したことがあります。
救急車で運ばれ、数日間高熱が下がらず、夜寝たらそのまま死ぬのではないかという見えない恐怖に襲われ、パニック障害を発症しました。
目をつぶると過呼吸になり、熱が下がらないことに過度の不安を感じ、冷や汗が止まらず、初めて目に見えない恐怖に押しつぶされそうになりました。
無事3週間の入院生活を終え、退院した後に待っていたのは地獄でした。

パニック障害は一度発作を起こすとすぐに発症するようになります。
今まで普通に行けていた大好きな映画館は行けなくなりました。
ガラガラで、通路に近い端の席で前後左右には全く人がいない状態なら大丈夫でしたが、前後左右に人がいて、真ん中の席だと、冷や汗が止まらず、過呼吸になり、映画どころではなくなるようになってしまいました。
今はコロナでそのような状況がないので、映画館は普通に行けるようになりました。

電車は乗った瞬間に意識が飛び、全身の血の気が引き、低血圧状態になるようになりました。
バスも同様でした。
銀行のATMで並んでいる時、前後に人がいるのもダメになリました。

とにかく、日常生活を送るのがこんなにも大変かというくらい、生活に支障をきたしました。
投薬を続けることにより、発症する頻度が下がり、今ではほとんど感じなくなっていました。

しかし昨日久々に発症してしまいました。
キッカケは「MRI」でした。

MRIとは(MRIについて詳しく知る)病気の診断を行なうために適した断面を縦、横、斜めなど自由に撮像できるの機械のこと。
以前にもMRI検査を行ったことがあるのですが、その時は大丈夫でした。
それは何故か?

●引き金になる「不安要素」があるかないか

昨日「MRI検査」を受けた時と、前回受けた時と何が違うのか?
それは「パニック発作」を起こす引き金が元々あったかどうかの違いです。
前回は子宮全摘出するために子宮の大きさや病理状態を調べるためにMRI専門のクリニックを病院から紹介され受診しました。
なので、いついつに何のために受診する、という前提条件があったため、発作は起きなかったのだと思います。

では何故今回発作が起きたのか?

●「死」という恐怖のバイアスがかかった状態

昨日いつも通りに作業をしていて、お昼休憩に横になっていたら突然左顔面が麻痺しました。
つねっても叩いても全く感覚がなく、口角がさがり、目の下の筋肉が下がっていました。
それが突然、前触れもなく起きました。
こんな経験は生まれて一度もないし、左口腔内は上下の歯茎、下、顎に麻酔を打たれている感じ。

すぐに不安を感じ、鏡を見ると明らかに左右が非対称になっている。
口に水を含むと左側の唇だけ閉じることができない。
首と肩の鈍痛、頭部の違和感を感じ、見えない恐怖がどんどん心埋めていきました。

少し様子をみようと、ネットであれこれ検索すると「顔面麻痺」はかなりやばい状態らしいことがわかり、更なる不安に襲われました。

末梢神経からくる麻痺か、脳梗塞や脳出血の前兆であると出てきて、救急相談という消防庁の医療相談機関に相談することにしました。
(救急車をすぐに呼んだりしたくないが、このまま放置しておいていいものと思った時に相談する機関)
感染症にかかった時もこの相談機関を利用しました。
適切な判断をしてくれるので、とてもいい機関だと思います。

麻痺が起きた時の状態や時間、今の状態、既往歴、年齢等色々聞かれ、看護師さんと医師が相談し、今どうするべきかを教えてくれます。
答えは

「緊急度の高い症状且つ、脳梗塞の疑いもあるので、今すぐ救急車を呼んでもらってもいいですし、自分で動けるなら今から言う病院に電話をして事情を話、救急外来の予約をして、すぐに病院を受診してください」

と言われました。
もうお分かりだと思いますが、この時点で「パニック発作の引き金」を引いているわけです。

病院に到着すると、すぐにMRI検査をする旨を伝えられました。
時間は10〜15分とのこと。
以前MRI検査を受けた時は20分以上だったので、短いは短い。
けれど、パニック障害を持っている私にとって、あの閉鎖感と爆音、身動きが取れないように固定され身体的自由も奪われるあの機械に入ることが、どれだけの恐怖か。

しかも発作の引き金はすでに引いている状態。
「脳梗塞かもしれない」「脳梗塞だったらどうしよう」「死ぬんじゃないか」という死への恐怖が全開の状態。

「止めてー!!!出してー!!!」

案の定、開始5分(そんなにもたなかったかも)で発作が起きました。
過呼吸になり、冷や汗が顔中に出て、低血糖状態になりました。

MRI検査をする時に必ず
「検査の途中で何かあったらこのブザーを押してください」と言われてます。
けれど、それはマニュアルの一部なので、実際そう簡単に止めることはないのだと思います。

歯医者さんでも「痛かったら左手を上げてくださいね」と言われ、実際手をあげても治療を止めないのと一緒です笑

私もそのマニュアル通りの説明を受け、ブザーを渡されました。
最初は「落ち着け、落ち着け」と何度も何度も自分を言い聞かせ、我慢していたのですが、耐えられない連続音がやってきて、ボタンを押しました。
それでも止まる気配ありません。
なので、続けて何度も押しました。

ようやく機械が停止したものの、まだ中に入った状態の中、技師さんからマイク越しに「どうしましたか〜?」との声。

「出してください!!!止めてください!!!息ができません!!!パニック発作が出てしまいました!!!」

私の言葉でようやく事態を把握してくれ、緊急停止され、外に出されました。
多分このような経験があまりないのだと思います。

技師さんも慌てた様子で「大丈夫ですよ〜、機械は止めましたから安心してくだい〜。呼吸をゆっくりしてください〜。」と言ってくれました。

「続けるのは無理ですか?」と聞かれたので即答で「無理です。」と答えました。
画像を確認したところ、とりあえず現時点で診察に必要な画像は撮れたとのことで、その時点でMRI検査は中止となりました。

●結論、脳梗塞ではなかった

昨日の時点でのMRI画像の結果、脳梗塞ではないということだけが判明した。ただもう1つの可能性「末梢神経顔面麻痺」に関してはMRI検査が途中だったため、判断がつかないため、後日脳神経外科専門医に診てもらうよう指示されました。

末梢神経顔面麻痺は「死」に至る病気ではない。
(とはいえ、左顔面等に後遺症が残り、顔が歪むらしいので、受診は必須)
「死」という恐怖から解放され、今は心穏やかだが、もう二度とこんな恐怖を経験したくない、心からそう思った。

人は「恐怖」により「決意」できることがあるのだと感じた。
今日から高血圧を改善するために、ビール🍺は完治するまで封印する。
タバコはたまたま3日前からやめていたので、このまま継続してやめる。
そして野菜不足の解消だが、嫌いな野菜を毎日食べることは難しいので、毎朝晩、青汁を飲むことにした。
運動はヨガとウォーキングを毎日欠かさずしているが、雨の日にウォーキングが出来ていないので、雨の日は室内で出来るダンスをやることにした。

ストレスを溜めるのも高血圧に良くないので、ストレスを溜めないように、適度なサボりを入れることにした(私の場合、アニメや漫画を見ること)。

とにかく、今日から頑張って高血圧改善に本気で取り組みます!!

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朝からくらい話を書いて申し訳ありませんでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今日一日、みなさまにとってステキな1日でありますように✨
それでは、いってらっしゃい!


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