見出し画像

令和は「依存」の時代?自立ではなく依存した先にある幸福論

こんにちは。篠原輝一です。
近年、企業に属することから個人で稼ぐ時代に変わっていきているということで、ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスが一般化し、そのプロットフォーム上で仕事の受発注を行い、副業をする人が増えたり、ブロガーが生まれたり、インスタグラマーが生まれたり、最近ではyoutubeを始める人も非常に増えてきている。

とにかく会社に「依存」せず、個人で「自立」しなさいと世の中からはやし立てられ、人々の働き方は多様化し始めたように思う。

個人で稼げるようになる

今でも時々見かけますが、ツイッターなどでよく脱サラして3ヶ月で月収◯◯万円に!みたいな投稿があることにもわかるように、個人で稼ぐのが勝ちみたいな流れがある。それにより多くの人が、一筋の光を掴むべく、何かしらにトライをしている今日この頃。
しかしながら、その中には個人で生きることに生きがいを見いだすことができずにいる人も一定数いるように感じる。

それも至極当然で、これまで小さい頃から学校というコミュニティに属し、部活やサークルなど何か共通の目的のために「チーム」で活動することが多かっため、組織の中で生きることに何も疑うことなく、かつ多くの人がそれなりに楽しんで働いている。

そんな人たちに対して個人で生きるというのは、サッカーをやってた人にテニスをやらせるようなもので、どうやったら勝てるのか、上達するのか、成功するのかがさっぱりわからない。何より一人でやることに面白さを感じることができない。

個人で生きることのできるスキルばかりではない

もちろん、エンジニアやデザイナー、ライターや動画エディターなど専門性の高いスキルを持ち、一人で仕事が完結するような職種であれば個人でも十分生きていけるだろう。

しかし、上述したようなチームで働くことに生きがいを感じている人の多くは、そういったスキルを持ち合わせていないケースも多いのではないか。

そんな中、オンラインサロンに始まる「コミュニティ」というものの台頭により、個人の時代からまた少しずつ人々の生き方やライフスタイルは変わってきた。

重ねて言うが、個人で生きていくのに生きがいを感じられない人たちは多い。もしくは個人で生きることのできるスキルを持っていないし、それに対してのモチベーションがない人たちは多い。
そんな人たちにとってのオアシス的な存在になっていく可能性を秘めたのはコミュニティだ。

サードコミュニティを見つける

これまでは、生活する上で家と仕事場を主なコミュニティと捉え、多くの人が生きてきた。そしてこれからは個人の時代だと言われ、チームで働きたい人にとっては生きづらささえ覚えた。

しかし、そんな人達が今まさに大切にすべきなのはコミュニティであり、自分にあった「サードコミュニティ」を見つけることではないだろうか。

ホリエモンのサロンでも、キングコング西野さん、箕輪さんのサロンなどの圧倒的リーダーがいるような「教祖型コミュニティ」でもいいだろうし、そういったリーダーは不在でも目指したい理想な人物像や働き方などに共感し、共通の目的をもって集まる「共感型コミュニティ」でもよい。

とにかく自分の居場所となるコミュニティを見つけ、そこを新たな「依存先」に見つけていくことがこれからの時代に幸せに生きる秘訣になってくる。

そして、居場所を作ったらどんどんそこに依存しまくって自己実現をしていけばいいのだ。

複業家の西村さんも以前このような投稿をしていたが、まさにその通りで個人で働くことから個人の集合してチーム化して何か事を起こしていく。令和はそんな時代になっていくと思う。


自立はしなくていい、依存先を増やせ

組織で働く者たちにとっては、突如として発せられた個人で生きるという「自立」への道。会社に依存しない生き方をするのには個人的には半分賛成で半分反対だ。 1つの会社だけに依存するのは反対。しかしいくつかある依存先のうちの1つだと捉えることができるなら賛成だ。

要するに、会社という枠組みから飛び出し個人で生きる道を選べなかった人は、これからは会社以外のコミュニティにどんどん参加して依存先を増やしていくことで、よりより人生を歩むことができるだろう。

このコロナ禍において打撃を受けた人や会社も非常に多いと思う。そんな時、何かできることはないかと手を差し伸べてくれる人がいかに作れるか。何かやりたいことがあったときに、必要な能力をもった人をすぐに見つけることができるか。何かに悩んだときに気軽に相談できる人がいるか。

自分にあった依存先を見つけ、その深度を高めよう

いまはいろんなコミュニティに参加してみよう。
それぞれで目指している方向性も違えば参加している人たちの色は全く違うので、自分の居場所となるようなコミュニティを見つけて、どんどん関わり依存できる関係になるまで深度を高めていこう。 

個人的には、1000人以上が所属しているような教祖型コミュニティでは、関係構築の濃度がどうしても薄くはなってしまうので、せめて200人以内とか多すぎず少なすぎずなコミュニティをおすすめしたい。もしくは少人数でもテーマやビジョンがはっきりしており、日々コミュニケーションも活発にできるような共感型コミュニティでもいいだろう。

最後に

コミュニティといえば、noteでもサークル機能が実装されたので、ぜひ色々と見てみるのもおすすめ。
かく言う僕も最近「これからの時代のライフスタイルと考えるサークル」を作った所なので気軽に参加してもらえると嬉しいです。

私自身、世界中を旅しながら、世界中の若者に「幸せ」について問いを投げかけ日本人ではまだまだ持っていないような幸せの形をたくさん見つけることができた。いろんな幸せの形がある中で、自分はどんな幸せの形をイメージしてデザインしていくのか、今はそこにとことん向き合っているので、ぜひサークル内で一緒にそういった話を通して、自分なりの理想な人生を一緒に歩んでいけたらと思います。


また会社で取り組んでいる21世紀型のグローバル人材を育てる大人の学校「POOLO」も現在第二期生絶賛募集中なので、ぜひ一度チェックしてみてください。

ちょうど本日第1期生の卒業パーティがあり、メンバーが制作したこの1年間の軌跡をまとめた動画を見て頂けたらなんとなくコミュニティの濃さがわかるかなと思います。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?