伊藤邦雄氏のESG経営の勘所総まとめ
本記事は、ESG/SDGs/CSVに関しての個人的な学びのアウトプットです。
2021年5月13日に行われた「日経SDGsフォーラム」での一橋大学CFO教育研究センター長 伊藤邦雄氏の「見破られるESGと深化するESG経営」という講演について、7回にわたってまとめてきた記事のまとめです。ちょっと時間がたってから読み返すといい勉強になります。
見破られるESG経営12パターン、あなたは何個当てはまる?
失敗パターンからの学びって大きいですねぇ~。
見破られるESGの12パターン
見破られたESG経営の例1(ダノン)
見破られたESG経営の例2(ノースフェイス)
2つの事例からの示唆と警鐘
深化するESG経営:ROESGトップNovo Nordisk社の取り組み
以下についてまとめました。
国内企業のROESGのランキング
ROESGの高い企業は顕著に高い企業価値創造を実現
ROEとESGの間でポジティブループを回す
ROESG先進企業:Novo Nordisk社のEとSとG
Novo Nordisk Way=パーパスの浸透活動を担う「ファシリテーション」
中長期視点での経営確保のための財団による株式所有構造
高いROEは特化した疾患領域でのビジネス展開
ROE(自己資本利益率)を重視した指標を伊藤氏は重視しています。本記事のまとめ以降での学びとしては、こちらの記事で書きましたが「2014年に経産省から発行された伊藤レポートの誤解」を日本におけるESG投資停滞の要因の一つとして取り上げていました。
以下のような図も記事には入れましたので、併せてご参照ください。
ESG×パーパスを自分ゴト化するための個人の実践例を3つご紹介します
パーパスは会社と個人の共有化が重要だ、ということで、本noteの活動も通して、私自身が実践している方法についてもご紹介しました。
パーパスにまつわる課題
パーパスのポイント
パーパスの自分ゴト化の実践例「連鎖ミーティング」
私自身のパーパスの自分ゴト化の取り組み
1. 自社のパーパスを他社と比較してみる
2. 自社の歴史を振り返る
3. テキスト化とアウトプット
ESGを人材戦略のど真ん中に置く花王の取り組みを、統合レポートで実際に確認してみた
実際に、以下を調べてみて、花王さんの統合レポートを見てみて、「成長の限界」とか「OKRとESG」とか「ESGと役員報酬」などかなり刺激を受けました。
ESGと人材戦略を連動させる
実際に花王の統合レポートをみてみた
花王のROESGランキング
週刊東洋経済SDGsランキングでの花王のランク
丸井グループのESGと人材戦略・DX・TCFDの取り組み
以下について実際に決算資料、有価証券報告書をみて中身を確認してみました。
丸井グループのESGと人材戦略・DXの連動
丸井グループの気候変動/TCFDの開示
補足:NECのTCFD開示
ESGとファイナンスの動向
以下についてまとめました。Greeniumという言葉がとても新鮮でした。
EU(環境)タクソノミーの衝撃
EUでのサステナブルファイナンス規制の加速化:SFDR
Greeniumによる資本コストの低減
クライメート・トランジション・ファイナンス
事例:川崎汽船
ESG経営を強靭化し、深化させるための7つのポイント
最後のまとめ記事では、以下のように7つのポイントをまとめました。
おわりに
本記事のように、過去に私のnoteで複数回にわたって書いたまとめ記事のまとめをしている記事は、以下のマガジンにストックしています。もしよかったらのぞいてみてください。また「フォロー」や記事への「スキ」をしてもらえると励みになります。
このほか、当方のESG/SDGs/CSV関連の記事は以下のマガジンにまとめていますので、もしよかったらのぞいてみてください。
ということで「形のあるアウトプットを出す、を習慣化する」を目標に更新していきます。よろしくお願いします。
しのジャッキーでした。
Twitter: shinojackie