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読書感想・オススメ本

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2020年10月の記事一覧

アサちゃんの本

noteの読書感想文投稿コンテスト「#読書の秋2020」

課題図書をつらつらと眺めていたら、

目の見えない人は世界をどう見ているのか (光文社新書) 伊藤 亜紗 著

が目に入った。
アサちゃんの本ではないか!

いえいえ、伊藤先生とは知り合いでもお友達でもありません。
名前がおんなじで、漢字まで一緒の「亜紗ちゃん」が可愛がっている親戚にいるのです。
それで勝手に親近感をもって(自分より、年上

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ぐんぐん本を読んでいます。

一時期、フィクションに面白さを見出せなくて、ノンフィクションばかり読んでいましたが、数年前、フィクションの世界にも戻ってきました。
でも、さいきんの本は読む気がせず、やはり古典とか言われるものばかり。
つい2か月ほど前までは、30年くらい前の欧米の翻訳本読んでいました。
(オーウェルの「1984年」とかブラッドベリの「華氏451」とか)

ここ数年、新聞記事やネットで紹介されて興味を持ったものを図

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鶏が先か、卵が先か~「かさじぞう」にみるじぶんの在り方~

ちょっともったいぶったタイトルつけてみました。

大学のころの指導教授はカナダ人の詩人で
英米文学専攻とはいえ、ろくすっぽ勉強もしなければ講義にも出席しませんでしたが
この先生の授業にだけは、毎回出席して仲良しでした。
夏休み、地方都市にある実家に帰っていたある日
郵便受けをのぞいてみると、先生から届いた
「Sahara Blue」のCD

エクトル・ザズーというフランスの音楽プロデューサー作成

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「私の絵本ろん」を読んでいる

「私の絵本ろん」を読んでいる

ぶらりと実際の書店に足を運ぶのが好きだ。

書店は紙の辞書とおんなじで
道草、よけいなそして素敵な知識発見がある。

そうして、未知の分野や作家の本の題名や装丁やらに惹かれて手に取り、ぱらぱらと中身を見て恋に落ちたら、買う。そうして買った本は、たいてい、いい。なかには、買ったまま長いこと時期を待って本棚で寝ている本もある。オーウェルの「1984年」なんて、いったいいつ買ったのだか、20年は超えるの

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