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YouTube漫才で予想する2022年のM-1グランプリ

2022年のM-1予選の動画配信が始まっています。

現状は一回戦のトップ3とナイスアマチュア賞のみの配信ですが、YouTubeで見られる漫才動画などから今年のM-1決勝に残りそうなコンビについて予想してみたいと思います。

①ママタルト

ナイツ塙が分類するところで言えば、ボケツッコミが一体となった型の漫才なのですが、設定が異常で、これまで見たこともない漫才になっています。今年見た予選動画では一番の衝撃だったので、決勝進出の可能性はかなり高いと思います。

②ヤーレンズ

喋りが上手すぎる漫才師です。飄々としたボケだけで笑いが作れて、角度のあるツッコミでさらに笑いが増幅する理想的な漫才です。この動画のような漫才コントもめちゃくちゃ面白いのですが、彼らの公式Youtubeに上がっている、ダラダラ喋る漫才もどれも面白いです。そちらも良ければ是非!

③侍スライス

ツッコミ不在の中卒漫才。漫才といえばボケとツッコミですが、このコンビはバカとバカの想像漫才です。誰も見たことのない漫才を二人きりで掘り続けているヘンテコ漫才師です。今年は二回戦で敗退してしまったようですが、きっと追加合格があると思います。決勝でこの漫才を見てみたい。

④ウエストランド

2020年決勝組。返り咲きを狙うコンビです。井口の妬み嫉みがネタの中核にありますが、彼らの漫才の強みは切り口、これに尽きると思います。ネタの構成は井口がおかしなことになっている世界にツッコミを入れる主張に近い漫才です。世界へのツッコミは日常的にSNSなどで行われており、そこと被らずにネタを練り上げるのは本当にすごい。彼らの公式YouTubeにも漫才がたくさん上がっているのですが、ネタの切り口がどれもすごいです。ぜひ!

⑤男性ブランコ

シード組なので、一回戦予選動画がありません。ここ以降は予選動画がないので駆け足で書きます。昨年のM-1敗者復活戦のネタがすごく面白かったのが印象的でした。テレビの露出も増えてきて、キャラクターが浸透するほど漫才のウケが増えるコンビだと思います。

⑥ダイタク

こちらもシード組。囲碁将棋を彷彿とさせる快活な喋りにテンポの良い漫才。ネタの練度がえげつないコンビで、これまで決勝に残っていないのがおかしいと思います。華もあるコンビで、すでに売れた東京吉本芸人との関係性もあり、決勝に残れば一気にブレイクする可能性もあると思います。今年こそ!

⑦マユリカ

シード組。オーソドックスな漫才コントなのですが、二人のキャラクターと気味の悪いボケで一度見たら忘れられない漫才になっています。全国区にマユリカの漫才が流れたら、と想像するだけで笑えてきます。

⑧ロングコートダディ

2021年決勝組。昨年はランジャタイや錦鯉にすっかり話題を奪われてしまいましたが、個人的には衝撃的だったネタの一つでした。今年のキングオブコントでも優勝予想をしていましたが、ビスケットブラザーズやコットン、や団が面白すぎましたね。キングオブコントの無念を晴らすべく、是非M-1でも見たいコンビです。

⑨金属バット

シード組。とうとう金属バットもラストイヤーです。昨年の敗者復活戦は本当に悔しかった。数年前から決勝に行っておかしくない面白さの漫才を続けています。もうここは多くのお笑いファンにとっての願いです。

⑩ランジャタイ

2021決勝組。こちらもラストイヤーです。昨年の衝撃から早くも一年。彼らの漫才を繰り返し見るうちに、もう一度あの予測不可能な漫才を決勝で見たいと願うようになりました。

相席食堂、地下芸人とのライブ、冠番組のスタートなど爪痕を残し続け、優勝に向けての伏線をしっかり張った一年になったと思います。


以上、10組を今年のM-1決勝に予想します。

・ママタルト・ヤーレンズ・侍スライス・ウエストランド・男性ブランコ・ダイタク・マユリカ・ロングコートダディ・金属バット・ランジャタイ

とても夢のある10組になったと思います。今年もM-1が楽しみです!


最後に、今年のM-1審査員をオール巨人と上沼恵美子が辞退する話がテレビで繰り返されるようになり、いよいよ現実味を増してきました。

空いた二席を埋める審査員は誰になるのか、以前のnoteでも予想しましたが、こちらもあれこれ想像してみるのが楽しいですね。

決勝メンバーも、審査員もどうなるのか、今から楽しみです!

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