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能ある鷹は爪を見せろ

『能ある鷹は爪を隠す』
昔ながらの言葉ですが、最近はこの言葉に疑問を感じてしまいました。

鷹は爪を見せないことで獲物を油断させ、一気に捕まえる

狩りをする習性から生まれた言葉です。

爪を出したり隠したりするタイミングを想像することはできますが、果たしてそれが正解だったのかどうかを判断する基準はありません。それって絶好のチャンスを逃している可能性もありませんか?もしその場で爪を出していれば、自分が望んでいた繋がりや、仕事が舞い込んでいた可能性もあります。

僕は現在正社員としての勤めを辞めています。自分のやりたいことで生きていこうと思い立ち、やりたいことや能力を発信し続けました。そうすると、あれよあれよと協力してくれる方が現れたのです。以前から考えていた目標ではありますが、言葉にしていない当時では思いもよらない現象でした。

『実は同じような考えを持っていて、そういう人を探していた。』
『素敵な話だから一緒にやってみたい。』
こちらから話さないと相手からはそういう話は基本的にはしてくれないです。

SNSは絶好の発信の場です。それに関連付けられたことに関して発信していけば、自ずとそれに興味がある人が集まってきます。そうすれば、いざ本題を発信したときに手伝ってくれる人も出てきますし、欲しいという人も現れます。

発信することにおいての注意点を挙げておきましょう。

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・クレクレ君にならない

協力してくれる人はたくさん出て来るかもしれませんが、それに甘えるだけではいけません。当然のことながら、与えてもらうだけでは相手は離れていってしまいます。自分に関わって、その人にとってもどんなメリットがあるのか、もしくは作れるのかを考えることが重要です。

・全てを受け入れない

発信すればするほど、情報や出会いは増えていきます。ただそれを全て受け入れてしまうと、自分自身が何をしたいかが分からなくなってきてしまいます。自分の理念を定め、それが本当に自分と相手にメリットのあることに繋げられることなのかしっかりと見据えましょう。
中には批判的な言葉も耳に入ってくるかもしれません。メンタルが弱い人は、それを受け流すテクニックを知っておくのも必要だと思います。

・なんでも一貫性を持てばいいとは限らない

やりたいことを誰かに伝えると、人はそれをやり遂げなければならないと考えてしまう傾向にあると思います。それが怖くて発信できない、僕はそうだったのかもしれません。
ただ言えるのは、理念さえ一貫していれば手段や方法は一貫していなくても問題なく、信頼が失われることはないということです。
むしろ自分がうまくできないということが分かれば、早々に切り上げて他のやり方を探す方が関わってくれた人にもいい効果があると思います。

最近は自分の考えを発信することの重要性をひしひしと感じています。それがいいことであれ悪いことであれ。
他人の頭の中を知ることなんてできません。人の立場に立って考えろというのも所詮想像にしか過ぎません。
ただ、自分から伝えることができれば、少しずつでも自分を知ってもらえるはずです。嫌いなものを黙っていると、それとは知らずに延々とプレゼントし続けられるかもしれませんしね笑

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