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悩むな、考えろ。

何を言っているか分からない。そんな声が聞こえてきそうです。

僕自身、幾度となく悩みました。分からない。どうしたらいいか分からないって。
でもそれって、考えてるようで実は考えてないんですよね。
頭の中で、分からないって繰り返しているだけ。

そう、『考えていない』んです。

厳しいことを言いますと、考えているつもりになっているだけ、考えているフリをしているだけ。それでは答えはいつになっても見つかりません。

その悩む考えるの違いを認識することができれば、メンタルのコントロールにも大きく好影響を与えてくれます。

そんなことを言われてもどうやって考えたらいいか分からない。
と、ご意見をいただいたので、簡単な思考術を文章に記していこうと思います。

紙に書き出す

単純だけどものすごく重要です。自分の頭の中だけだと考え進めるのは難しい。不安に思ったことや、気になること、やってみたいこと、なんでもいいから一つ二つ書き殴ってみましょう。そして次の少し深掘りするに繋いでいきましょう。

少し深掘りする

例えば週末の試験が怖い。掘り下げる。

なぜ試験が怖いのかを考えてみると、実は

『国語の復習が追いついていなかった』
『数学でわからない箇所がある』

という考えに至りました。何が不安かが明確になって、そうすれば優先順位もつけることが容易になり段取りも取りやすくなる。

ネガティブな感情に対してでなく、ポジティブな方向にも使えます。
例えばあの店のイチゴのショートケーキが好き。
これを漠然となんとなく好きで終わらせずに

『あの店のショートケーキは、イチゴの酸味と生クリームの甘味、それとスポンジの食感が他の店に比べてすごくバランスがいいんだよね!』

漠然としていた自分自身の好みを見つめることもできますし、こんな風に褒めてくれたらお店の人もきっと喜んでくれます。
少し理屈っぽくなってしまうこともありますが、その物事や事象の魅力を見つけられる力も養えます。いいことだらけですね。

情報収集する

本を読む、人の話を聞く。単純にそれだけです。
人と話していたら、悩んで落ち込んでいたことが嘘のようになくなっていた。なんて話はよくある話。

ここで気をつけて欲しいのが、誰かの話を否定することはしてはいけません。自分の考えがまとまっていないから悩んでいるのであって、否定したところで悩みのドツボに戻ってしまうだけです。否定して、今持っている考えだけで何かを進められればいいのですが、そうであればそもそも悩んではいないです。

『そう言った考えもあるのだな。こう言った考えもあるのだな。だとしたらこう言った考えはどうだろう』

そうやって人の考え方を取り込められれば、自分の枠なんて簡単に壊せます。
初めから自分とは違う考えを知っていれば、さらに飛躍したものを作ることができます。
飛行機を開発したライト兄弟。その話を聞けたからこそ今の旅客機ができました。
誰かの話を素直に聞くことができれば、新しいことを生み出すなんて簡単なことなのかも知れません。


さて、いかがでしたでしょうか。ここまで読み終えた今、悩んでますか?それとも考えていますか?
半信半疑でも構いません。とりあえず考えてみましょう。
考えることも、行動の一つです。
今のあなたも正に行動している真っ只中です。

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