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【告白】

【 告白 】
雨ニモマケズ
コロナニモマケズ
更年期ニモマケズ


5月5日こどもの日。


2010年に任意団体として立ち上げた日本こども支援協会は今日で10年になりました。
NPO法人にしたのは2015年です。
最初から法人化しなかったのは「形ばかり」の団体ではなく「活動ありき」でいたかったからです。
看板だけ立派に作っても中身が無いのでは意味がない。
それじゃぁ何にもこどもの為にはならない。
だから、まずは法人登記とか、そういう時間を使うんじゃなく活動ファーストでした。


そして協会名。
「日本」と頭に付けたのは、こどもに県境なんて関係無いから。どこの県の子どもでも助けたいし大切だから。


2年前にとある大きな財団の代表に「この規模でやっているのに〝日本〟だなんて、よく付けましたね」と笑われたけどw


10年のうちに何度も大変な時がありました。
NPOの大変って、きっとほとんどが資金不足の事ですね^^;
何度も皆さんに助けられてここまで来ました。
皆さんからいただくお金を私の収入にするわけにいかないと思って10年無給で活動してきました。


皆さんが託してくれる気持ちに最善の活動でお返しして、より効果を出していこうと、そしてそれが子ども達の人生を取り戻していけると、無我夢中でした。


10年活動していると当初見えていなかった課題が見えてきたりするのでミッションを徐々に見直す必要がありました。
最初は直接子ども達に寄り添おうと思っていました。


しかし、深く知るにつれ、里親や施設職員等、〝すでに寄り添っている人を支援する〟事の方が必要なんじゃないか?そして、より多くの子ども達の人生をサポートできる事に気が付きました。
子どもにとって必要なのは「時々のスペシャル」じゃなく【日々の安定した日常・生活】だと確信した時から、より広域的に養育者を支援できる活動に切り替えました。


まず一番の課題は「里親家庭の不足」です。
これと同時進行で「里親への支援」が必要です。
里親になる人が4組増えても1組辞めてしまうような状況だからです。
里親家庭で「家庭・家族」というものを暮らしの中でしっかり見てきた子ども達は自分が親となった時に里親家庭をモデルとして親になって行くことが出来る。
社会に出ていった後も、実家のように帰ってくる場所があり悩みも相談できる。些細な事では躓かなくても生きていけるようになる。
里親は「次の世代に暴力と貧困を相続させない」ことができます。
だから、必要なのです。


ただ、私たちが目指しているのは「里親がたくさんいるから虐待を受けた子どもが増えても大丈夫ですよ」という社会ではなく、『そもそも里親が必要とされない社会』を目指しています。私たちの団体も必要じゃない社会を目指し、出来るだけ早く解散できるように、頑張ります。


と、ここまでは協会の事でした。


次は、プライベートな事を。



実は、昨年から急に火照ったり汗だくになったりするので、症状をネット調べて見ると「更年期障害」でした。
私もいよいよきたのかーー!と思いました。


母が更年期障害出始めた時、しんどそうだったの覚えているので、うわぁ、、、と思いました。泣


他にどんな症状があるのだろうと調べていると「吐き気」!時々ある、、、「不眠」あ、寝付けないと思っていたらそれも更年期の症状なんだ、、「イライラ・情緒不安定・うつ」ん?それは私は大丈夫だな(゚∀゚)!
と、ネットで「更年期障害」を把握し、でもまぁ歳を取っての自然現象だから、薬に頼らないで乗り越えよう!
と、高を括って過ごしてきました。


今年の1月末。急激な体調不良を感じました。
持病ではない。感覚で分かるんです。


今まで感じてきた類の「体調が悪い」という次元とちょっと違う。嫌な予感がしました。
2月に入り、婦人科へ。


筋腫か肉腫か判断出来ないので再検査との事。


筋腫はよく聞くけど、「子宮肉腫?」
またまたネット検索が始まりますw
調べて、、、真っ青になりました。
スマホを持っている手が震えました。


組織検査したのは良いけど、怖くて結果をすぐに聞きに行けないほど。受け止める覚悟ができませんでした。


とはいえ、そうしていても時間が過ぎてしまうので行かなきゃいけないのですが、、、


あと2年、と言われた私はどう生きていけば良いのだろうか?2月は夜一人で泣いている日が多かったです。
結局、3月末に結果を聞きました。


結果は、、、、



筋腫、そして更年期障害w


帰りの車の中で泣きじゃくりながら帰宅しました。


命をもう一度いただいたような気分でした。


ところが、そんな中で世界はコロナウィルスに侵され、日々流れる他国のニュースは本当にいま、この現代で起きている事なのか?信じられない思いでいました。


自分には何も出来ないというフラストレーションと、

自分が感染することの恐怖


そして、私が恐怖を感じ始めた時期から協会への支援が途切れ始め運営継続の黄信号が点滅しました


学校も休校になり私もテレワークになり、そうしているうちに夫も在宅になり、ご飯作って片付けて、ご飯作って片付けて、、、ニュースはコロナコロナ、、、


普段の自分ならもっと強くいられたのでしょう。
この時期に知らず知らずのうちに更年期の症状がピークを迎えていました。コロナのストレスも重なって、全然自分らしくない、何事もネガティブにばかり捉えて。


まるでジェットコースターの様な浮き沈みもありました。


ホルモン治療&漢方を始めてから1ヶ月。


あのネガティブが嘘のように晴れ渡り
自分を取り戻しました。



I’m Back.



ダメな私を晒してしまい
傷つけてしまった方、ごめんなさい。


さて、ここから気合い入れますよ!


と、意気込みたいところですが、、、
実は運営危機です。。。


一気にご支援が無くなってしまったので対応が間に合わず窮地です。。。皆さんも大変な日々をお過ごしの中、苦渋の決断を
発信させていただきました。


一読いただけましたら幸いでございます。


この状況で虐待の増加がすでに始まっています。
そして、生活苦による無理心中が懸念されています。


本来なら、今だから、こういう時だからこそ、私たちの活動が必要なのです。
お願いするのは本当に心苦しい限りですが設立10年目のコロナ禍。


コロナに負けない!絶対。


そして、更年期にも負けない!笑



長くなりましたが
女性も男性も更年期は高を括らず、病院受診してしっかり治療して自分を失わないように気を付けてくださいネ!


みんなでコロナ乗り越えましょうね!


そして無理のない範囲で助けてください。



ダメな私、さようなら
おかえり、本来の私。


大切なみなさまへ


岩朝しのぶ



#withコロナ
#with更年期



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