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埼玉アトツギ日記3/家買おうかな、その2

家を買いたい。これって実は経営者に重要な要素だよね。という話。
正直家の購入は現在進行中なので特にオチがある訳ではありません。
ですが、家を買うとか何か高額な買い物をする事は、
将来経営者になる上で重要な要素があるなあと最近感じています。
それは何かを決断したり、判断したりするという要素です。

家とか車とか、ローンを組んだりして買い物をすると言う事は、
将来の不確実性をぜ〜んぶ飲み込んで、借金を組む、キャッシュアウトをする事と同義だと考えます。失敗した時も全部自分で何とかするしかありません。

もちろん自分の将来だし、自分のお金だし、人生なんて変数多すぎて、
細かい計算には限界があると思いますが、
現在時点で把握している事実と、
これから予想される(実現しようとしている)未来と、
その両方を無意識的/意識的に噛み砕いて、やっと契約書にサインをする訳です。


経営者になったら、まさに同じ事の繰り返しになるんだろうと思っています。
人材採用・配置から融資の取り付け、投資の決定、会社の方向付け、
その全ては、現在知り得る情報を元に将来を決定する行為だと思っています。

この決断・判断にはセンスだったり、胆力みたいな物が必要だと考えています。

父の後を継ぐかどうか僕自身が迷っていたのは、ここに自信が無かったと言う事なのです。(今も無いけど)

ではこのセンスや胆力はどう身につけるのかというと、
不確実な未来に対して、何か意思決定・判断をして物事を前に進める
という経験を何度も繰り返して磨くしか無いのだと思います。

生まれ持った性質というよりも、意識的にも無意識的にも、
決断しては反省をする事の繰り返しで得られるセンスなのだと考えています。

十分な情報や根拠を集められた上での決定ならば、それは判断になりますが、
その根拠集めが一番大変です。

そもそも不確実すぎて、果たして十分な根拠かは分からないけど時間がない中で
無理やり決定を下すのであれば、これは決断になります。
どっちにしてもその責任は全部自分で取るしかないのです。

何となく最近、このセンスや胆力といったものがやっと身についてきたかなと感じています。だから、アトツギになろうと決心が固まってきたのです。
(あ、まだ半熟でボヨボヨしてる部分あるけど)

では、次こそこの「決心」の話を書こうかなと思います。

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