今日からレント、そして猫の日

　2023年のレント（四旬節）が今日から始まります。キリスト教でレントの初日は「灰の水曜日」と呼ばれる日ですが、今年は２月22日の猫の日と重なったため、灰の水曜日のイメージより「猫たちを喜ばせてあげなくては」という気持ちが先に立ってしまうわが家です。

　とはいえ、これからイースターの直前まで続くレントの期間は私にとって、イエス・キリストの十字架への道のりを思って祈り、自分自身の内面と向き合う時間。
　毎週金曜はお肉を避けるプチ・ファスティングを行い、いまがレントであることを忘れないようにしていきます。今日は夫が、「今度の金曜はおでんにしよう」と食材を買ってきてくれました。魚や卵はOKというゆるいルールのファスティングですが、このように、計画的に準備していくことが大切。それをしないとうっかりお肉を食べてしまいそうになります。

　もしうっかり食べてしまったら……それもまた人生。罰則などがあるわけではなく、あくまでも個人の生きる姿勢として取り組んでいるものなので、仕切り直して再スタートするとは思います。でも、できるなら忘れないほうがいいですね。

　ちなみにわが家の猫たちは本日、いつもよりちょっとおいしいごはんをもらって喜んでくれたようでした。

◇見出しの写真は、みんなのフォトギャラリーから
sinoayakouriさんの作品を使わせていただきました。
ありがとうございます。