夫ががんばってくれたおやつ*じんだ餅(ずんだ餅)
買い出しに行った夫が、「枝豆が安かった!」と大喜びで束を抱えて帰ってきました。
土つきの立派な枝豆でした。これはおいしそう。
山形県育ちの夫は、「じんだにするからね!」と大張りきり。じんだとは、枝豆でつくった緑色の餡のことです。全国的には「ずんだ」で知られていますが、夫の周辺では「じんだ」と呼んでいたそう。
枝からはずす作業も、夫がやってくれました。茶白の子は葉のほうに興味津々。
↓けっこうな量です。
まずは、もちろん塩ゆでに。ふたりともお酒を飲まないので、ごはんのおかずの一品として味わいました。
そして翌日、いよいよじんだづくりが始まりました。残った枝豆をさやから出して、夫がすり鉢でつぶしていきます。
そばで見守る猫。茶白の子は、夫が大好きなのです。
ほどよくすりつぶしたら、砂糖を混ぜて出来上がり。
焼き餅にのせ、おやつに出してくれました。夫の手づくりじんだ餅です。
アツアツの焼き餅に、ひんやりしたじんだの食感が楽しく(枝豆を冷蔵庫に一晩入れていたため、冷えていたのです)、豆の香りも上品で、おいしかったです!
枝豆はまだ少し残っているので、「だし」にする予定。「だし」もまた山形県の郷土料理です。詳しくはこちら↓をどうぞご覧ください。
塩ゆで、じんだ、だし。
夫と結婚するまでは、私は枝豆といえば塩ゆでしかしたことがありませんでした。夫のおかげで食べ方が広がり、3種の味で楽しめるように。
でもふり返れば、夫がじんだをつくってくれたのは数年ぶりです。気づかないうちに、なんとなく日々の忙しさに流されていたのかもしれません。
こういう季節の手仕事を、一緒に楽しめる時間を大切にしていこう、と、あらためて思いました。
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