![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/59840265/rectangle_large_type_2_352c9e1bd3bb8d0a496b1c3b4bb369c5.png?width=800)
【詩】虚しい!Twitterで書いたネオンの詩5選
深夜の高速から見える
— 蜃気羊 (@shinkiyoh) December 31, 2020
ネオン色の世界は、
いつかの儚い夢を思い出す。
バスがネオンから遠ざかる。
無限の挑戦が淡くなった日、
人混みの中、孤独になった。
最もらしくなる
切なさ、虚しさが支配した。
高架から、地下へ繋がるオレンジは
一直線に遠く繋がり、
有限が無限に感じた。#詩
雨が降り続く夜は長いね。
— 蜃気羊 (@shinkiyoh) July 14, 2021
君はそう言って
一緒に横断歩道を渡る。
信号と青色のネオンが
アスファルトに反射して
妙に未来を感じた。
この蒸した夜
あと何度、君の横に居られるのだろうか。
そう思った時
あと一歩、踏み出すことに躊躇いはなかった。
横断歩道を渡りきったあと、
君は笑った。#詩
雨上がりの夕暮れで、街が青い。
— 蜃気羊 (@shinkiyoh) June 11, 2020
誘惑を奇抜な色で表した、看板が無秩序を作っている。
あなたとの待ち合わせ場所に向かう。
スクランブル交差点はどこからともなく人が流れ、一人一人に人生があることが不思議に感じる。
今日の夜が、一生記憶になるかもと思うと鳥肌が立った。#詩 #140字小説
雨上がりの夜は蒸し暑くて
— 蜃気羊 (@shinkiyoh) August 11, 2021
月も忘れるくらい明るい。
濡れたアスファルトに映るネオンや
電球色がファンタジアを作る。
赤いハンドバッグが似合うあなたは
黒いパンプスで水を跳ね上げて歩いている。
数歩先のあなたが赤い線を描き振り返った。
笑顔だった。
駆け寄りあなたの手をそっと握った。#詩
カウンター席から、雨で滲む夜景を眺めていた。
— 蜃気羊 (@shinkiyoh) June 26, 2020
大ぶりの滴が、窓ガラスを濡らし、
青、赤、緑、白が滲み、ニッカウヰスキーの看板も、知らなければ、ただの色。
花火のように丸い水が、花開く。
奥の繁華街は今日も恐怖と楽しさが入り混じっているんだろうな。
安い夜食を済ませ、寂しくなった。#詩
最新の詩はTwitterで公開しています。
こちらをタップしてね→Twitter_蜃気羊
もしよければ、閲覧、スキ、いいね、フォローしていただき、蜃気羊と愉快な羊たちの一員になろう!
関連記事
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?