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『新建築』について

noteでは紙媒体とは異なった形で記事を発信していければ,と思っておりますが,まずは「新建築社」のことを知らない方のために新建築社が出している雑誌について説明します!


『新建築』は新建築社が発行する1925年8月創刊の建築専門誌です.

創刊以来,日本の現代建築をクオリティの高い写真,図面などにより詳細に紹介し,多くの建築家に支持されてきた雑誌です.その継続により,独自の視点をつくり出し,建築思潮や建築デザイン界の新しい動きを発信し続けています.


2017年の『新建築』

『新建築』では,新建築社写真部が撮影した写真で毎月15〜20ほどの建築作品を紹介しています.

表紙に採用された建築作品を見るだけでも,建築の多彩さと幅広さを伺えることができます.

1月号表紙作品:「多治見市モザイクタイルミュージアム」藤森照信+エイ・ケイ+エース設計共同体

2月号表紙作品:「代々木テラス」フジワラテッペイアーキテクツラボ

3月号表紙作品:「台中国家歌劇院」伊東豊雄建築設計事務所・大矩聯合建築師事務所

4月号表紙作品:「東松島市宮野森小学校」盛総合設計・工藤和美+堀場弘/シーラカンスK&H

5月号表紙作品:「太田市美術館・図書館」平田晃久建築設計事務所

6月号表紙作品:「南方熊楠記念館新館」小嶋一浩+赤松佳珠子/CA

7月号表紙作品:「あさひ幼稚園 第二期」手塚貴晴+手塚由比/手塚建築研究所 今川憲英/TIS&PARTNERS

8月号表紙作品:「美浜町営住宅河和団地」栗原健太郎+岩月美穂/studio velocity

9月号表紙作品:「Vijversburg Visitor Center」石上純也建築設計事務所(設計) Studio MAKS/Marieke Kums(設計協力)

10月号表紙作品:「近畿大学 ACADEMIC THEATER(1〜5号館) /国際学部棟(18号館)」NTTファシリティーズ

11月号表紙作品:「高知県自治会館新庁舎」細木建築研究所

12月号表紙作品:「Tree-ness House」平田晃久建築設計事務所



近年,建築家の活動は,都市,環境など幅が広がり,ものづくりを通し現代を切り開き,社会へ貢献しています.それらを吟味し,新建築社写真部により撮影,掲載することで,『新建築』は建築が生み出し得る可能性を伝え続けています.

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