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【キャリア相談】キャリアの中断(29歳・会社員)

静岡市にお住いの29歳の女性会社員Kさんから頂いた相談を紹介します。

静岡市葵区の居酒屋「金ちゃん」でキャリア相談
亭主金ちゃんおススメのウォッカ静岡オレンジ割とトマト割&由比の桜エビの天婦羅

子供を持つと決心したものの出産育児、保育園の送り迎えなどの負担で、これまで商品開発部門のリーダーとして頑張ってきたキャリアが中断することが不安です。

29歳・会社員Kさん

そこで今回は、Kさんのキャリア相談「キャリアの中断」を頂戴して、「キャリアの中断」を「楽しみに変えるチャンス」にしたいと思います。

【私ならこうする】

昨今、男性の役割分担の必要性が言われていますが、現状は女性に掛かる負担の方が大きく、残念なことに出産を機に一旦仕事をやめてしまう女性もいます。
 
では、子供を持つと決心した女性のキャリアをどう考えるのか?
人生100年時代における「30歳で子供を持つケース」を考えてみます。

人生100年時代の「本番キャリア」は40歳から

まず私は、100年キャリアを、
「20~30歳までの第一期」「30~40歳までの第二期」「40~80歳までの第三期」「80歳以降の四期」の4つのステージに分けています。
 
第一期は「準備期」
第二期は「本番キャリアに向けた学び直し期」
第三期は「本番キャリア期」
第四期は「快老期」
です。

本番キャリアの質は第二期の準備で決まる

4つのステージの中で、第二期は「本番キャリアに向けた学び直し期」です。
子供の育児でキャリアが中断するか否かに関わらず、
第二期は、次の第三期「本番キャリア期」に向けた準備をするステージです。
フルで働いている人が目の前の仕事に追われている内に、
「キャリアの一部または全部を中断」したアナタは、第二期で次の3つをやってください。
 
①第一期を振り返り、人生をかけて就きたい本番キャリアの仕事を決める。
②①の実現に必要な知識、スキル、能力、経験を確認して、不足しているモノは更に磨き、未習得のモノは身に付ける。
③②の準備のために、会社との話し合い(休職期間、勤務曜日、勤務時間、勤務場所など)、配偶者・親族との話し合い(育児・家事の協力など)、公共・民間サービスの徹底活用(育児・家事の補助など)によって時間資源を確保する。
 
以上です。
もちろん思うように進まないことも多々ありますが、
第二期をキャリアのまわり道と捉えるか、
第三期の本番キャリアに向けたチャンスと考えるかで、
40歳からの本番キャリアの質と充実感は間違いなく変わります。

最後に2つのアドバイス

仕事に関しては、
この先アナタがどんな仕事に就こうが、定型業務はITに置き換えられ、非定型業務はAIの活用度によって仕事の質が決まる時代になります。
 
人生に関しては、
子供はアッと言う間に大きくなります(私も実感しました)。
その先は、あなたの為の長い長い人生が待っています。
 
ぜひ「楽しむ心」を忘れず、アナタの為の「本番キャリア」をデザインしてください。
 
アナタの輝く未来のために!

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