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オンライン学童~子どもの成長記録~


#子どもの成長記録

「うちの子はシャイだから、声はかけてみるけれど・・・」

画面上の誰も知らない中で行われる放課後の遊び場~サードプレイス~を始めた頃、そんな声がありました。たまたま親御さんとの繋がりで、お子さんが小学生と聞き、よかったら・・・とお声かけした際の返答です。

たしかに、この1年半でビジネスシーンのオンラインは日常になりました。打ち合わせもオンラインになり、スケジュール調整しやすくなりました。気軽になったものの、初対面からオンラインという画面上のやりとりは、やや緊張も伴うものと思います。

無料で開催されるような気軽なオンライン講座なども、”どんな人が参加されているのか??”が気になり、躊躇された経験のある方も少なくないのではないでしょうか。(私は普段から、特にプライベートでは知らない人が多い場所には積極的には出向かない気質なので一層足が遠のきます。)

※筆者をご存知の方は、この文面にツッコミを入れたくなると思いますが、あくまでもビジネス上で知らない人に会うことは躊躇しません。こちらの役割と使命が明確であれば、何でもします。


冒頭で記述しました、#子どもの成長記録 について。

見ず知らずの人(子ども同士も)の中ではじまる「オンライン学童♪」、様子を見て、楽しければまた参加しても良いし、無理に参加を促そうというももではありません。コロナ禍において、家族という単位以外で誰かと繋がる場になれば・・・という軽い気持ちでサードプレイスのような場づくりをしたものです。

子どもたち主導でオンライン上の遊びをしたもの(おおよその時系列にて)

・手元の紙で各々お絵描き
・手元の物で工作
・オリジナルなぞなぞ
・ダンス
・リクエストアイテムの作品づくり
・ラジオ体操
・絵しりとり~手元の紙version~
・絵しりとり~共有画面version~
・同じテーマでお絵描き
・ぬいぐるみのネーミング大会&クイズ

このあたりから、子どもたちからの”こうしたい””これやって”リクエストが多数

・オンライン上のカメラのフレームインさせたいアイテムで独自の世界づくり
・三択クイズ~挙手/数字で示す(一定時間)/答える人への指名方法など、パターンが定着しつつ、公平性や偏りないように工夫している姿が見える~
・オンライン学童♪にオトナ不要のファシリテーションというか場まわしをしている
・準備していたペープサート披露
・クイズ大会~ミュート機能を使って、ヒントの探り合いなどを行う~
・ものがたりづくり
・キャラクターづくり
・順番に報告・見せたいものを虎視眈々とチャンスを伺い、presentation
・Wi-Fiのフリーズ状態を演じるごっこ遊び~ウソかホントかゲーム~
・画伯・職人なみの作品づくりと教え合い~カメラの切り替えや手元の画像をどう見せるとわかりやすいか工夫して見事がオンライン講座~
・物語の発表~聞き手はミュートやカメラoffやピン止めをして工夫していることを教え合う~
・納涼祭~おばけ屋敷に見立て、各々部屋を暗めにし、おばけになりきって撮影大会~
・オンライン人狼~小学生と中1生のみで~
・オンライン仮装パーティー
・「はあ」っていうゲーム
・「令和の指ゲーム」※いまだに正解わからず
・クリスマスパーティー
・共有画面のホワイトボード機能を活用
 ①色ぬりゲーム
 ②同じマークで連打
 ③色別対抗ゲーム
 ④絵しりとり
 ⑤メンバー全員分のマスを設定
 ⑥お題に合わせて「お絵描き大会」
 ⑦ー(線)だけ・■(四角)・●(丸)だけの共同作品づくり
 PC・iPad・スマホなど、デバイスによって使える機能が異なることに気づき、どうしたらみんなが楽しく遊び、ゲームができるかを相談し合う。
・カメラの加工に合わせてポーズ、背景を変えることも習得
・指人形(自分の指にマジックで顔を書き始め、画面から消えると指だけが登場する現象が多数)

アクシデントにより、ホスト役(いつもはオトナ)が不在に。
「私がやりたい!」と新5年生がホスト役を立候補。(入室と写真撮影は保護者のサポート)
・子どもたちだけのオンライン学童♪
・オンライン花火大会
今週は、チャットも入力できるようになっていました。いつからか、名前は呼ばれたいネーミングに変更しています。

2020年4月に初めて1年半が経過し、デジタルネイチャーの子どもたちですから、機能の習得から活用まで驚くスピードでモノにしています。

機能が使えることになることを目指してきたわけではありませんが、「うちの子はシャイだから・・・」という1年前を思い出すことが困難なくらい、本当にあれは誰のことだった??と発言を疑うくらいの存在です。


すっかり”自分の友だち”という感覚を持って、集合できていること。そして、オンライン上に集まったメンバーのキャラクターを理解し、互いを大事にできていることが成長記録の何よりも素晴らしいところなのです。
そんな子どもたちと触れ合うたびに、オトナの世界に浸っている筆者自身がオンラインの活用と人間関係の構築について、学びをもらっている日々です。


これからも誰かのサードプレイスの場や、ともにシンカできる場を一緒につくっていけたら・・・そんなふうに思っています。

TwitterやInstagramなどを通して、たまに活動をお知らせしております。

主宰は保育士・幼稚園・小学校教諭の免許を保持しております。もし、子どもたち向けにオンラインでの場づくりや授業づくりで、ご支援できることがありましたら、お声かけくださいませ。普段はオトナ向けのシンカを支援しております。


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